女子高生78％が“愛”から学ぶサステナブルな行動の実態とは

愛とサステナブルの新たな関係

東京都渋谷区にある特定非営利活動法人フォーエヴァーグリーンが、というテーマで女子高校生を対象に行った意識調査の結果、「サステナブルは愛から生まれる」という新たな視点が浮かび上がりました。調査は2025年5月、東京都世田谷区の高校で実施され、264名の女子高校生が回答しました。

調査結果の概要

1. サステナブルな活動の動機
調査によると、78%の女子高校生が「大切な人のためならサステナブルな活動をしたい」と回答しました。この結果は、サステナブルな行動に対する動機が“愛”や“身近な人への想い”に基づいていることを示しています。

2. 特別な日のサステナブル商品選び
54%の回答者が、「特別な日にはサステナブルな商品を選びたい」と考えていることが分かり、ギフトとしてのサステナブル消費の広がりを象徴しています。

3. サステナブル＝愛
78%の女子生徒が「サステナブル＝愛」と感じており、その贈り物が互いに幸せを分かち合うものだと考えています。

4. 人の幸せと社会への影響
サステナブルな取り組みは、「人の幸せやCO2削減、経済成長につながる」と考える生徒は64%に達しました。

5. 未来への責任感
66%は、「生まれ変わってもまた会いたい人たちのために、より良い未来をつくりたい」と回答。これにより、未来を見据えた行動へとつながる意識が高まっているのです。

6. 感性へのアプローチの必要性
サステナブルな取り組みを、論理的なだけでなく感情にも訴えるべきだと感じている高校生が67%という結果となり、共感を得る重要性が示されました。

7. 愛とサステナブルの結びつきの意義
感性に訴えるアプローチが新たな行動変容につながると感じている高校生は39%でした。

「愛」と「サステナブル」の共感がもたらす未来

この調査によって浮かび上がったのは、女子高生たちのサステナブルな行動の根底にある思想です。義務感や理屈ではなく、「大切な人を思いやる気持ち」や「幸せの共有」が、具体的な行動につながっていることがわかります。

サステナブルな商品を贈り物として選ぶことが、愛情表現や幸せを分かち合う手段として受け入れられつつあるのです。また、サステナブルな取り組みは、幸福感や社会全体の発展に寄与できるという意識も広がっています。

イベントの開催と今後の展望

フォーエヴァーグリーンでは、こうしたサステナブルな行動を「愛」や「幸せ」と結びつけて後押しするべく、2025年11月15日と16日に、「SDGs体感エリア『ピースフォーアース2025原宿 -ハイスクール-』」を行います。日本の東京、特に若者の集まる原宿を舞台として、多角的にサステナビリティの重要性を発信していく予定です。

このイベントは体験ブースや人気インフルエンサーの登場が予定されており、多くの参加者がサステナブルなライフスタイルに触れる機会となることでしょう。