一般社団法人白馬村観光局が、令和7年1月6日より新たにサービス「さとリフ」を正式に運用開始します。このサービスは、ふるさと納税をスマートフォンを通じて簡単に手続きでき、即座にリフト券を取得できるという画期的なものです。これによって、利用者は白馬八方尾根、エイブル白馬五竜&Hakuba47、白馬岩岳の3つのスキー場におけるリフト券を手軽に受け取れるようになります。
「ふるさと納税をした後、すぐにリフト券が使えないかな」といった要望に応えるべく誕生したこのサービス。従来はリフト券を受け取るまでに約1週間の時間がかかっていたため、多くのスキーファンが不便を感じていました。しかし「さとリフ」を利用すれば、寄付金の支払い直後に表示されるQRコードを発券窓口や発券機に見せるだけで、すぐにリフト券を取得できるようになっています。このQRコードはメールでも受け取れるため、手軽に操作を行えるのが特徴です。また、寄付証明書は申込住所に郵送されます。
さらに、リフト券として利用できるICカード「ハクバカード」を持っている方には、スマホのカメラを使ってカードを読み取ることで、返礼品のリフト券をカードにチャージできます。このチャージの手続きが不要であるため、そのままリフトやゴンドラに乗車でき、スキーを楽しむ準備が整います!
「ハクバカード」は村内のエイブル白馬五竜エスカルプラザ売店や八方尾根ゴンドラアダム山麓駅売店、HAKUBAORIGINALオンラインストアで購入可能です。またオンラインでの購入には郵送のため1週間程度かかりますので、早めに手続きしておくのが良いでしょう。
注意点としては、1枚のハクバカードに同時に複数のリフト券をチャージすることができません。必ず前のリフト券を使い終えてから次の券をチャージする必要がありますので、スキーを楽しむ前に確認をしっかり行いましょう。
この「さとリフ」は、白馬村のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環として導入されています。特許を取得したこのオンライン販売システムは、特にスキーシーズンに集中するリフト券発送の業務負担を軽減し、寄付額の増加が期待されています。また、白馬村では観光業におけるデジタル化にも積極的に取り組んでおり、個人用ポータルの構築やデジタルデータの統合と活用など、さまざまな施策が進められています。
本サービスに関する詳細は、さとリフの公式ウェブサイトや白馬村観光局に問い合わせることが可能です。スキーシーズンに向けてますます楽しく、便利な体験が広がる白馬村の新しいリフト券取得の方法に注目です!