熱中症警戒アラート認知度上昇
2024-07-12 16:10:10

タニタ調査: 熱中症警戒アラート認知率82.1%、昨年比4.3ポイント上昇! 熱中症予防意識の高まりが明らかに

熱中症警戒アラート認知率上昇!タニタ調査で明らかになった予防意識の変化



健康総合企業のタニタが実施した「熱中症に関する意識・実態調査2024」の結果が公開されました。この調査は、全国の15歳以上の男女1,000名を対象に、インターネットで実施されたものです。

調査結果によると、熱中症警戒アラートの認知率は82.1%に達し、昨年から4.3ポイント上昇しました。2021年の運用開始から約3年が経過した現在、多くの人が熱中症警戒アラートという言葉を知っていることが明らかになりました。

さらに、より強い警戒を呼びかける「熱中症特別警戒アラート」の認知率も57.7%と、昨年から13.6ポイント上昇しました。このアラートは2024年4月から運用開始されたもので、従来の熱中症警戒アラートよりさらに強い注意喚起が行われています。

屋外での熱中症予防意識が高まっている



調査では、屋外での活動時に熱中症予防のために「暑さ指数(WBGT)」を気にしている人の割合が3年間で9.2ポイント上昇し、「熱中症警戒アラート」を気にしている人の割合は3年間で20.5ポイント上昇しました。これは、暑さ指数や熱中症警戒アラートの認知度向上に伴い、屋外での活動時の熱中症予防に対する意識が高まっていることを示しています。

熱中症の症状に関する知識不足も明らかに



一方で、調査では熱中症の症状に関する知識不足も明らかになりました。熱中症の症状として、「皮膚の異常(赤く乾いているなど)」や「筋肉痛」を挙げた人は2割未満でした。これらの症状が熱中症のサインであることを知らない人が多いようです。

熱中症予防のための情報源は?



熱中症の危険度を判断するための情報源として、最も多くの人が利用しているのは「テレビの天気予報」でした。次いで、「天気予報サイト(アプリ含む)」、「熱中症警戒アラート」などが挙げられました。

環境省がLINE公式アカウントで発信している熱中症警戒アラートや暑さ指数の情報は、認知率が23.8%と、まだ十分に浸透しているとは言えません。

熱中症予防の重要性を再認識



今回の調査結果から、熱中症警戒アラートの認知度は高まっているものの、熱中症の症状に関する知識不足や、適切な情報源へのアクセス不足など、課題も明らかになりました。熱中症は命に関わる危険な状態です。適切な知識を身につけ、予防対策をしっかりと行うことが重要です。




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