現代陶芸の新たな表現に触れる
銀座の和光で、1月30日木曜日から始まる「アヴァンギャルドな細密の世界展」は、現代陶芸が持つ新たな魅力を発見する機会です。
この展覧会は、混沌と秩序、ミクロとマクロが交差する場所で、三人の骨太な陶芸家による細密表現の美しさを堪能できる内容となっています。それぞれの作家が持つ独自の視点や技術が交わり、観る者を新たな世界へといざないます。
出品作家の紹介
南 繁樹
南幸樹氏は、美しい白磁に施された大胆な彫りや幾何学模様で知られています。静かでありながらも饒舌な作品は、まるで観る人に語りかけてくるかのようです。代表作の「位相幾何小立方花器」は、サイズ感と緻密さが両立した作品として注目されています。
鈴木秀昭
鈴木氏は、華やかな色絵金彩を駆使し、目を引く魅惑的な作品を多数手掛けています。「器物の中の小宇宙」は、彼の技術の集大成とも言えるもので、まるで別世界に入ったかのような感覚を与えます。彼のデザインは、物語性を持ち、想像力をかきたてるものです。
富田美樹子
自然の息吹をモチーフにし、細胞レベルの感覚を取り入れた作品を制作する富田氏。彼女の代表作、「祈りの形」では、生物の神秘を形にし、深い精神性を表現しています。観る者に自然の力を伝え、心を豊かにする作品です。
展覧会情報
今回の exhibitions は、精巧で多様なアート作品が集結しています。来場者には、三者三様の異なる感性を感じ取ることができるでしょう。
さらに、2月1日土曜日には出品作家によるギャラリートークも実施予定。これは、直接作家から作品についての話を聞く貴重な機会です。夕方からの訪問を予定している方は、混雑時には入場制限があるため、早めに行くことをおすすめします。
訪問情報
- - 会場: セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
- - 開催期間: 1月30日(木)〜 2月9日(日)
- - 営業時間: 11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
- - 入場料: 無料
なかなか体験することのできない、アヴァンギャルドな陶芸の世界にぜひ触れてみてください。最新情報は和光の公式ホームページやInstagramで確認できます。特に、美術専用のインスタグラムでは、作品の詳細や展示の様子が随時アップデートされているので、お見逃しなく!
公式サイト:
和光
美術専用インスタグラム:
art_wako_ginza_tokyo