Criteoが最高業績
2016-02-16 12:00:02

Criteo、2015年第4四半期の決算を発表し過去最高の業績を記録

Criteoが2015年第4四半期の決算を発表



Criteo(クリテオ)は、2015年12月31日を期末として2015年第4四半期の業績を発表しました。結果は過去最高を記録し、パフォーマンス広告分野における成長を実感させる内容となっています。

業績のハイライト



2015年第4四半期の売上高は3億6,200万ユーロで、前年同期比55%の増加を見せました。為替の影響を除くと実質的には46%の成長となります。また、通期での売上高は11億9,300万ユーロに達し、前年比60%の成長を記録しました。

トラフィック獲得コスト(TAC)を除いた実質売上高は、前年同期比51%(実質では43%)の増加で1億4,600万ユーロとなり、この期間の売上高の40.3%を占めました。通期のデータでも、実質売上高は前年より59%増の4億8,200万ユーロに。これは、全体の売上高の40.4%を形成しています。

気になる純利益は、第4四半期で前年同期比101%増の3,500万ユーロ、年間では60%増の5,700万ユーロとなりました。調整EBITDAも好調で、第4四半期は4,900万ユーロ、通期では1億3,000万ユーロを記録し、それぞれ前年比で53%と64%の増加を達成しました。

希薄化後の1株当たり調整純利益は、第4四半期が0.66ユーロで、通期では1.26ユーロとなっています。フリーキャッシュフローも好調で、第4四半期は前年同期比45%増の4,300万ユーロ、年間では8%増の5,700万ユーロとなりました。

経営陣からのコメント



CriteoのCEOエリック・アイヒマン氏は、「2015年は素晴らしい年でした。新しいイノベーションに多額の投資をしつつ、顧客数が1万件に達し、売上高も10億ユーロの大台を突破しました。このようなダイナミックな時代に経営を任せられることに感謝しています」とコメント。また、CFOベノワ・フイヤン氏も「収益性の向上と良好なフリーキャッシュフローの創出を喜ばしく思っています。当社の財務モデルは他社との差別化要因として機能し続けています」と述べました。

ビジネスハイライト



第4四半期には900社以上の新たな広告主が参加し、顧客維持率も90%超を継続的に達成しました。その中で、TACを除いた実質売上高の47%以上がモバイル広告からの収入によるもので、成長の重要な推進要因となっています。また、前年と契約していた広告主においては、TACを除いた実質売上高が前年同期比20%増加しました。

2020年の終了時点で、Criteoの広告主3,000社以上がFacebookモバイルでの配信にDynamic Product Adsを利用し、広告主のクロスデバイスソリューションの採用も見受けられます。

これらの数字は、Criteoが引き続きビジネス向上に寄与していることを示しており、今後の成長にも期待が寄せられています。

Criteoのビジョン



Criteoは、個々の消費者に関連性の高いデジタルパフォーマンス広告を提供し、広告の効果を最大限に高めることを目指しています。フランスに本社を構える同社は、世界各地に27のオフィスを展開し、11,000以上のパブリッシャーや9,200以上の広告主と協力関係を築いています。

詳細情報は公式サイトをご覧ください:Criteo公式サイト

会社情報

会社名
CRITEO株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイス26階
電話番号

トピックス(経済)

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