リコーとアマノの連携
2024-09-03 12:58:29

リコージャパンとアマノが連携、証憑電子保存にタイムスタンプ機能を標準実装

リコージャパンとアマノが新たなサービス連携を実現



2024年9月3日、リコージャパン株式会社(以下、リコージャパン)とアマノセキュアジャパン株式会社(以下、アマノセキュアジャパン)は、新たに「RICOH証憑電子保存サービス」において、アマノの「アマノタイムスタンプサービス3161」を標準で実装することを発表しました。これにより、電子取引の法令に対する対応が一層強化されます。

背景



最近、電子帳簿保存法が改正され、すべての企業は電子データを正確に保存することが求められるようになりました。ただデータを保存するだけではなく、そのデータの正当性を長期間にわたって証明する必要があります。この法改正によって、正確なデータ管理がより重要視されています。

タイムスタンプ機能の利点



「RICOH証憑電子保存サービス」において新たに導入されたタイムスタンプ機能によって、登録されたすべてのデータに自動的にタイムスタンプが付与されます。これにより、ユーザーは特に操作を行わずとも、確かな状態で電子データを長期保存することが可能になります。もし将来、データの移行が必要になる事態が発生しても、タイムスタンプ付きのデータが存在するため、データの正当性を証明することが可能です。これにより、事務処理の手間や訂正、削除履歴の管理といった膨大な工数を軽減し、法対応への負担を大きく減少させます。

タイムスタンプサービスの歴史



アマノは2002年からタイムスタンプサービスを提供しており、20年以上の実績があります。これは電子データがその時点に存在していたこと及びその後改ざんされていないことを証明するための技術です。また、アマノはこれまでに多くの分野、特に国税関係書類の電子化や電子契約、知的財産の保護、医療情報管理などで広く活用されてきました。2023年2月には、総務省が創設したタイムスタンプの認定制度の初回認定も取得しており、その信頼性は高まっています。

今後の展望



今後、アマノセキュアジャパンとリコージャパンは、全国の中小企業を含むさまざまな組織へのDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に取り組み、業務の効率化や生産性向上を目指すとしています。また、顕在化していくタイムスタンプのニーズに応じたサービス提供を行い、さらなる法令遵守への貢献が期待されています。

リコージャパンとアマノセキュアジャパンの連携によって、企業はより安心して電子データを保存・管理できる環境を得ることができるでしょう。今後のサービスの進展に注目です。

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この発表に関連するお問い合わせは、アマノセキュアジャパン株式会社までご連絡ください。所在地は、神奈川県横浜市港北区菊名7丁目3番24号です。また、詳細については公式ウェブサイトもご覧ください。リンク:アマノセキュアジャパン公式サイト


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