伝統と現代の融合、輪島塗の「オスマンサス」シリーズ
能登半島に根ざす伝統工芸「輪島塗」と、自然との共生を目指すロクシタン。この2つの文化が融合し、新たなコラボレーション製品「オスマンサス」シリーズが誕生しました。このプロジェクトは、もともと日本の伝統工芸技術を守るための取り組みとして始まりましたが、その途中、令和6年に能登半島地震が発生。輪島屋善仁は甚大な被害を受けましたが、その中でも前進を選び、製品の開発へと力を注ぎました。
このシリーズは、漆黒の夜と月明かりの下に咲く金木犀の美しさを表現しています。金木犀の花は、満ち欠ける月や、季節の移り変わりを象徴しています。この日本限定デザインは、秋を感じさせる豊かな香りとともに、日本の精神文化を体験できる特別な製品です。
シリーズ内容と特別キット
「オスマンサス」シリーズには、以下の3つの製品があります:
1.
オスマンサス オードトワレ ウルシエディション(75mL) - 漆黒のボトルキャップが特徴で、漆の技法「蒔絵」が施されたボックスが印象的。価格は税込7,920円。
2.
オスマンサス ハンドクリーム ウルシエディション(30mL) - シアバター配合の濃厚クリーム。漆黒のデザインで、価格は税込1,760円。
3.
オスマンサス ネイルオイル ウルシエディション(7.5mL) - 日本版のネイルオイルとして初めて、特別なデザインで登場。税込2,860円です。
特に注目すべきは、輪島屋善仁による特別デザインのカップとオードトワレがセットになった「オスマンサス プレミアムキット」で、限定30個の特別販売も行われるとのこと。こちらの価格は税込43,010円です。
復興支援の意義
この製品の売上の一部は、能登半島の復興支援に寄付されます。輪島屋善仁は、このプロジェクトを通じて工房と社屋の再建を目指しています。ロクシタンは、ブランドの成り立ち以来、地元の職人と協力し、様々な文化を継承・発展させることに取り組んできました。今回のチャリティ活動もその一環です。
特別なイベントも開催
さらに、2024年10月2日から11月5日までの期間中、ホテル椿山荘東京とコラボレーションしたイベントも実施されます。これにより、能登の文化を感じながら特別なディナーやステイプランも楽しめる機会が提供されます。訪れる人々は、金木犀の香りとともに、輪島屋善仁とロクシタンが共同で作り上げた世界を体験することができます。
まとめ
日本の伝統工芸を未来へつなげるという目的を持ったこの「オスマンサス」シリーズは、ただの香り製品にとどまらず、文化と人々を結ぶ架け橋となることが期待されています。美しいデザインと甘い香りを楽しむだけでなく、能登半島の復興にも寄与するこの機会をぜひお見逃しなく。公式通販サイトから購入可能ですので、気になる方はチェックしてみてください!
ロクシタン公式通販サイト