新たな居場所創出
2025-03-10 10:48:35

不登校児と自閉症者を支援するログハウス建設プロジェクト始動

自閉症者カフェ併設の新プロジェクト始動



愛媛県今治市に拠点を置く一般社団法人きざはしは、2月26日にクラウドファンディングを開始し、自閉症者カフェを併設するログハウスの建設を目指して支援を呼びかけています。このプロジェクトは、不登校児童が安心して過ごせる場所を提供し、親たちの相談の場を設けることを目的としています。クラウドファンディングは、3月31日まで行われます。

プロジェクトの背景



近年、意欲的に学ぶことが困難な不登校児童の増加が社会的な問題として取り上げられています。学校に行きたくても行けない子どもたちが、どのようにサポートされるべきか、多くの親たちが悩んでいることと思います。今回のプロジェクトでは、自社の放課後等デイサービスだけでなく、自閉症者向けのカフェも併設することで、幅広いニーズに応える場所を作りたいと考えています。

ログハウスを選んだ理由は、職員や子ども達が共同で作り上げることができ、また、環境に優しい形で、子どもたちが自立した生活をサポートできるシステムを構築したいという想いからです。この場所が、学びや交流の場としてだけでなく、心の支えとなることを願っています。

施設の特徴



不登校児の居場所


不登校児たちには、学びの支援を行うとともに、直接話をすることができるサポート体制を整えます。地域内のフリースクールや親の会などと連携し、有益な情報を提供します。また、個々のニーズに合わせた支援会議を開催し、学校との連携を強化します。こうした取り組みを通じて、余計なプレッシャーから解放された環境を提供することが目指されています。

自閉症者カフェ


既に5年以上にわたって自閉症児に対して療育のアプローチをしてきたノウハウを生かし、特に働きやすい環境としてカフェを設置します。多種多様な背景を持つ人々が集まり、互いの理解を深めながらコミュニティ形成を目指す空間を提供します。このカフェでは、料理や作業、アート活動などを通じて、互いに学び合うことができる場となるでしょう。

クラウドファンディングのリターン


支援者へのリターンも豊富で、10,000円の支援で手づくりのクッキーやドリップコーヒーのセット、20,000円でドリップコーヒーのまとめ買い、さらに30,000円には専門的な相談サービス、70,000円の大口支援では講演会の開催も提供されます。すべての食品は、障がい者就労支援施設の方々によって生産されるものです。

プロジェクト概要


  • - プロジェクト名:いいよといいねのインクルーシブな場所づくりを目指して
  • - 期間:2025年2月26日(水)~3月31日(月)23:00
  • - URLREADYFORプロジェクトページ

愛媛県の一般社団法人きざはしが掲げるこのプロジェクトは、地域社会におけるインクルーシブな支援の新たな一歩です。多くの方々にこの取り組みが届くことを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人きざはし
住所
電話番号

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