名古屋大提携
2025-01-15 10:33:53

名古屋国際工科専門職大学がマイスターエンジニアリングと提携し新しいインフラ技術者を育成

名古屋国際工科専門職大学とマイスターエンジニアリングが手を組む



名古屋国際工科専門職大学とマイスターエンジニアリンググループは、2025年10月にIoT技術を活用したエンジニア育成に向けた連携協定を締結しました。昨今、日本の社会インフラの老朽化が進行し、特に電気や機械設備のメンテナンスを担う技術者の不足が深刻な問題となっています。このままでは産業の維持が難しくなる可能性があり、これを受けて高度な「電気×デジタル」技術を持つエンジニアの育成が急務とされています。

協定の内容


この連携により、学生にはデジタル技術を学びながら、電気領域の実機に基づいた実践教育プログラムが提供されます。これにより、学生たちはマイスターエンジニアリンググループの先進的な技術に直接触れる機会を得られます。また、優れた学生には学費免除制度も設けられ、経済的な支援が行われることで、より多くの人材が教育の場にアクセスできるようになります。

教育プログラムの特徴


このプログラムでは、学生が最先端の研修施設「ME技術センター」で模擬装置研修や電工体験を行い、実践的なスキルを身につけることが可能です。また協定を基に、両者が共同でカリキュラムを開発し、600時間以上の企業インターンシップを実施することで、より現場に即した教育を実現します。これにより、学生は専門知識だけではなく、周辺分野における知識も持ち合わせることが求められます。

学生の未来を支える


名古屋国際工科専門職大学での教育理念は「Designer in Society」、つまり社会と共にデザインを行う人材を育成することです。従来の常識を超えた新たな挑戦を重視し、社会課題を解決できる思考を育むカリキュラムが組まれています。これにより、未来のインフラを支えるエンジニアとしての能力を身につけた人材の育成が期待されています。

産業界からの期待


マイスターエンジニアリンググループの古今取締役は、「少ない人手でインフラを守るためにはIoT技術を取り入れたスマート保全がカギ」と語ります。また、名古屋国際工科専門職大学の中谷学部長は「専門性だけでなく広い視野を持ち合わせた人材を育成し、日本のモノづくりを牽引することに貢献したい」と述べました。これらは、両者の連携協定が未来の技術者育成に多大な影響を与えることを示しています。

終わりに


マイスターエンジニアリンググループと名古屋国際工科専門職大学が結成した連携協定は、未来のインフラを支えるための新しい人材育成の形を提示しています。この取り組みによって、日本の産業界全体が抱える技術者不足の問題が解決へと向かう一助となることでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
学校法人 日本教育財団
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-1
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。