クレスコ、AI駆動開発を全社展開
クレスコはこの度、独自のノウハウと特徴を活かしたAI駆動開発の体制を全社標準の仕組みとして展開することを発表しました。ソフトウェア開発における生成AIの活用が急速に広がる中、多くの企業が限定的な適用や試験的な導入の段階にとどまる中、クレスコは新たな一歩を踏み出しました。
AI駆動開発の概要
クレスコは、「AI駆動開発ガイドライン」と「品質保証プロセス」を整備し、企業全体で運用する仕組みを構築しました。特に、AI生成コードの品質やセキュリティが保証されること、またブラックボックス化に対処することが今後ますます重要となることを踏まえ、開発の生産性と品質・信頼性の両立を目指します。これにより、2030年までに連結売上高1,000億円を実現することを目指しています。
クレスコ独自の強み
クレスコが強みとする点は、次の3つに集約されます。
1. Trust Code Hubによる品質基準
「Trust Code Hub」は、AI生成コードを含むソフトウェアの品質、セキュリティ、構造を可視化し、開発プロジェクトの健全性を維持するためのサービスです。AIの力が進化するほど、単にコードを書く力量だけでなく、品質を担保する力が重要になります。クレスコはこの分野に早くから取り組み、品質保証を付加価値として提供することで、競争優位性を高めています。
2. 独自の開発基盤
クレスコのAI駆動開発は、単なる生成AIツールの導入ではありません。AIエンジニアの配置、文書レビューをAIが行うことなど、独自の開発体制を設け、全社で標準化を図っています。この取り組みにより、開発の遅延を減らし、手戻りの削減、開発の品質向上を実現しています。また、高品質が求められる車載システムなどでも生成AIの研究を進めており、クレスコ品質を保つための仕組みを整えています。
3. クライアントゼロの推進
社内の生成AI「CrePT」や「Trust Code Hub」、生成AIビジネス変革研究室など、様々なリソースを一つの成長サイクルとして位置づけています。新技術をいち早く検証・商品化する活動を加速させ、技術革新を持続的な収益に変える体制を整えています。
企業価値の向上に向けて
クレスコでは、生成AIによる自動化であっても、人の役割は重要性を増すと考えています。顧客の課題を見つけたり、要件を定義したり、アーキテクチャを設計するなどの高付加価値な領域への移行が求められています、この変革を通じて、収益性の向上や価格競争からの脱却を目指します。
クレスコは、AIを脅威ではなく成長のレバレッジとして位置づけ、「AIに代替されるSIer」ではなく、「AIによって競争優位を拡大するデジタル価値創造企業」としての進化を目指しています。
まとめ
このように、クレスコはAI駆動開発を全社的に展開し、品質向上を図る新たな取り組みを行っています。これにより、AI時代にふさわしい製品とサービスを提供し続けるだけでなく、次世代のソフトウェア開発モデルを確立していくことで、未来の成長を見据えた道を切り開いていくでしょう。