インドネシアのライブコマース
2024-10-30 11:50:53

インドネシア市場でライブコマース支援をスタートしたAnyMind Groupの取り組み

AnyMind Groupの新たな展開



AnyMind Group株式会社、通称「当社」のグループ会社であるDigital Distribusi Indonesia(以下「DDI」)が、インドネシア市場で重要な一歩を踏み出しました。日本の代表的な製薬会社である小林製薬、ロート製薬、そして人気の健康食品ブランドWRP Activeの3社と連携し、ライブコマース施策を支援することが決定しました。この新たな試みは、急速に進化する東南アジアのEC市場において、特に注目されています。

ライブコマースの急成長



近年、東南アジアではSNSとECを融合させた「ソーシャルコマース」が急速に拡大しており、特にライブコマースの人気が高まっています。2024年から2030年にかけて、ライブコマース市場は年平均32%の成長率(CAGR)を記録し、2030年には約778億9,000万米ドルに達すると予想されています。実際、2023年のアジア地域におけるライブコマース市場は世界全体の65.2%を占めており、モバイルファーストな若年層の世代が多い東南アジアにおけるECの利用が高まる中で、ライブコマースの必要性が増しています。

DDIは、ライブコマースの企画や、ライバーの選定、さらにはスタジオの設営などを通じて、クライアントに対して効率的かつ効果的にライブコマースを実施できるようサポートします。これにより、小林製薬やロート製薬、WRP Activeなどの企業は、独自のブランディングやマーケティング戦略を展開しやすくなります。

DDIの役割と今後の展望



DDIは2023年にAnyMind Groupの一員となり、その経験や知見を生かしながら、インドネシアおよび国内外の様々なブランドからオンライン販売やライブコマースに関する支援サービスを提供しています。DDIのCEOであり、AnyMind GroupのD2CおよびE-Commerce Enablement部門のマネージングディレクターであるTatum Kembara氏は、インドネシアの消費者がオンラインショッピングに対してよりインタラクティブで魅力的な体験を求めているため、ライブコマースがEC戦略において欠かせない存在であると強調しました。

今後、DDIは更なる成長を目指し、先進的なサービスの提供を継続していく方針です。

AnyLiveプラットフォームの導入



特に注目したいのは、当社が開発した「AnyLive」という多言語に対応した生成AIライブコマースプラットフォームです。このプラットフォームはアジア7ヵ国語に対応しており、24時間365日、途切れることなくライブコマースの配信を行うことが可能です。AnyLiveを利用することで、インドネシアだけでなく、アジア全域の消費者に向けて、リアルタイムでの商品の紹介や販売、双方向のコミュニケーションを実現し、より多くの顧客の心をつかむことが出来るでしょう。

企業情報の紹介



Digital Distribusi Indonesiaはインドネシアを拠点とし、この国の企業に対してEC展開における戦略立案から運営支援、物流管理、マーケティング、カスタマーサービスまで、幅広いサービスを提供しています。東南アジア最大の市場であるインドネシアを出発点に、アジア全域への支援を強化し、更なる事業拡大を目指しています。

また、AnyMind Groupは2016年に創業され、15ヶ国に拠点を持ち、EC・マーケティングなどの分野でテクノロジーを駆使したプラットフォームを展開しています。企業およびクリエイターの成長を支援するサービスを通じて、クライアントの事業成功に貢献しています。

詳細については、AnyMind Groupの公式サイトをご確認ください。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
AnyMind Group株式会社
住所
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
電話番号
03-6384-5540

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。