TESS、日本生命に再生エネ供給
2024-07-12 13:18:24

TESSグループ、日本生命の物流施設向けにオンサイトPPAで再生可能エネルギー電気供給開始へ

TESSグループ、日本生命の物流施設に再生可能エネルギー電気供給



TESSグループは、日本生命保険相互会社が所有・管理する大規模物流施設「ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖」向けに、オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システムによる再生可能エネルギー電気の供給を行うことを発表しました。

この事業は、TESSグループの連結子会社であるテス・エンジニアリングが、ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖の施設屋根に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を同施設に供給するというものです。発電容量は約0.4MW、年間想定発電量は約29万kWhで、同施設の年間電力需要量の約45%を賄う計画です。

オンサイトPPAモデルによる安定電源確保



オンサイトPPAモデルは、太陽光発電システム導入に関わる初期投資が不要で、電力需要の変動や燃料問題に左右されない長期にわたる安定電源を確保できるというメリットがあります。

TESSグループは、ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖の広大な屋根スペースを活用し、自家消費用途に加えて、発電容量約1.9MW(年間想定発電量:約210万kWh)の太陽光発電設備も設置する計画です。これにより発電された電力は、卸電力市場等に売電すると共に、環境価値の有効活用を進める予定です。

2030年までにオンサイトPPAによる自社発電容量を250MW以上に拡大



今回の事業は、TESSグループの中期経営方針である「ストックビジネスを充実させることで安定した経営基盤を構築する」に貢献するものであり、同グループは「2030年までにオンサイトPPAによる自社発電容量を250MW以上に拡大」という目標を掲げ、今後も積極的にオンサイトPPAモデルへの取り組みを推進していく方針です。

脱炭素化への貢献



TESSグループは、我が国の推進する2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、顧客企業の脱炭素ニーズにお応えする様々なソリューションを提供しています。今回の事業は、その取り組みの一環として、再生可能エネルギーの利用拡大とCO₂排出削減に貢献するものと言えるでしょう。

ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖について



ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖は、日本生命が所有・管理する大規模物流施設です。佐賀県鳥栖市に位置し、広大な敷地面積を誇ります。

TESSグループについて



TESSグループは、省エネ・再エネ設備のEPC、オペレーション&メンテナンス(O&M)、再生可能エネルギー発電所の所有・運営・売電、電気の小売供給(新電力)、エネルギーマネジメントサービスなど、幅広い事業を展開しています。

本事業の概要



項目内容
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設置場所ニッセイロジスティクスセンター 鳥栖
所在地佐賀県鳥栖市
PPA事業者テス・エンジニアリング株式会社
システム内容
オンサイトPPAモデルを活用した自家消費型太陽光発電システム
発電容量約350.46kW(Jinko Solar製590W×594枚)
モジュール種別:単結晶|
供給開始予定年月2025年2月
契約期間20年

今後の展望



TESSグループは、今後もオンサイトPPAモデルを積極的に推進し、顧客企業の脱炭素化に貢献していくとともに、再生可能エネルギー事業の拡大を目指していく予定です。


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