日立ソリューションズが発表した「サステナビリティ・アクションブック2024」
日立ソリューションズが最新の「サステナビリティ・アクションブック2024」を公表しました。この本は、企業の持続可能な発展に向けた取り組みを広く紹介するものです。前年の「サステナビリティ・アクションブック2023」は、日本BtoB広告協会の「日本BtoB広告賞」で新設されたサステナビリティ賞を受賞した実績があります。今年の版では、グローバルな視点から日立ソリューションズの活動が詳しく描かれています。
グローバルなSX活動に焦点を当てる
「サステナビリティ・アクションブック2024」は、以前の情報開示の方法から進化し、国内外のグループ企業を統合した情報の開示を行っています。4月に策定された11の重要課題「マテリアリティ」を基に、多面的なSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)活動の詳細を理解できるようにマッピングされました。また、社員の顔や想いを重点的に取り上げ、企業の持つ人財を前面に出した内容になっています。
制作の背景
近年、世界が気候変動や環境問題、社会的不安定など、多くの課題に直面する中、企業は持続可能な経営を目指して変革を進めています。日立ソリューションズでも2022年度に「SXプロジェクト」を立ち上げ、環境価値、社会価値、経済価値の向上を目指す全社的な取り組みをスタートしました。
アクションブックの特長
1.
11のマテリアリティに基づく構成
「マテリアリティ策定プロジェクト」の成果と共に、2024年の中期経営計画に沿ったサステナビリティ経営の進展を報告しています。各マテリアリティに対して具体的な取り組みを明示することで、読者に対し理解しやすい内容に仕上げました。
2.
グローバルな情報の発信
国内外の子会社の事業や地域特性を活用した具体的な企業活動を集約し、グローバルに展開する企業としての責任を紹介しています。日立ソリューションズグループとしての持続可能な社会実現への貢献が明示されています。
3.
社員の躍動感を表現
表紙には、マテリアリティの策定で重要な役割を果たした若手社員の写真や、各現場で活躍する社員の姿が採用され、視覚的にSX活動の発展を強調しています。
まとめ
日立ソリューションズの「サステナビリティ・アクションブック2024」は、企業の取り組みを明らかにし、持続可能な未来に向けた道筋を示しています。今後さらに多くの企業が、このような透明感のある情報発信を行い、社会全体のサステナビリティを進めていくことが期待されます。
参考リンク