ニッスイの業務効率化の取り組み
近年、企業の経営環境は急速に変化しており、経理業務も例外ではありません。株式会社ニッスイが所属する日本の水産業は特に、効率化が求められています。ニッスイは、この課題に対応するため、最新のクラウドサービス「TOKIUMインボイス」と「TOKIUM電子帳簿保存」を導入しました。この導入による効果と背景について詳しく見ていきましょう。
導入の背景
ニッスイでは、経理業務の効率化が重要課題となっていました。特に、紙ベースの請求書処理は、手間がかかるだけでなく、書類の保管や管理にも多くのリソースを必要とします。また、工場や各拠点では、会計伝票の処理が出社を前提としていたため、非効率的でした。このため、デジタル化によるペーパーレス化は必要不可欠であり、法による義務にも応じるためのシステム導入が求められていました。
TOKIUMの選定理由
ニッスイは、さまざまな選択肢の中からTOKIUMを選びました。その理由は、高い親和性を持つ基幹システムとの連携が可能で、電子帳簿保存法にもしっかり対応しているからです。特に「TOKIUMインボイス」は、仕訳データをスムーズに会計ソフトに連携できるため、業務の効率化が図れます。また、請求書の受領からデータ化までのプロセスをTOKIUMが代行し、クラウド上で確認できるため、場所を選ばずに請求処理ができる点も非常に評価されています。
導入後の効果
実際にTOKIUMを導入してから、わずか2か月で約12,000枚の紙を削減することに成功しました。これにより、印刷費用や押印作業の削減を実現し、無駄なコストを大幅にカットしています。また、ペーパーレス化を進めたことで、従来紙を保管していたスペースを別の用途に活用できるようになり、物流費用の削減にもつながりました。さらに、請求書受領の際に出社する必要がなくなり、業務の効率も格段に向上しています。
コメントから見るニッスイの姿勢
ニッスイ経理部の渡部様は、業務効率化がいかに重要かを強調しています。「当社は1911年創業の水産・食品メーカーです。業務効率化は、経理部門だけでなく現場にも大きな影響を与えるため、特に重要視しています。TOKIUMの導入でデジタル化を進め、経理業務の負担を軽減し、よりスマートに業務を運営していけると確信しています。」
ニッスイとTOKIUMの展望
今後、ニッスイはTOKIUMを最大限に活用していく計画です。単に業務効率を向上させるだけでなく、データの可視化によって、ビジネスのマネジメントにおいても新しい可能性を切り開くことを目指しています。デジタル化の波を受けて、業務フローの最適化を実現していくニッスイの姿勢は、今後の業界標準ともなり得るでしょう。
会社概要
株式会社ニッスイ
- - 代表者名: 浜田晋吾
- - 所在地: 東京都港区西新橋1-3-1西新橋スクエア
- - 設立: 1943年03月
- - 業種: 水産・食品製造業
- - 資本金: 306億8500万円
- - URL: 公式サイト
株式会社TOKIUM
- - 代表取締役: 黒﨑賢一
- - 所在地: 東京都中央区銀座6丁目18-2野村不動産銀座ビル12階
- - 設立: 2012年6月26日
- - 資本金: 100百万円
- - 事業内容: 経費精算・請求書管理などの支出管理サービス
- - URL: 公式サイト