支援の手を差し伸べよう!
日本赤十字社は、災害や戦争、さらには病気や飢餓により苦しむ人々を支援するための「海外たすけあい」募金キャンペーンを実施中です。このキャンペーンは、12月25日まで行われ、テーマは「たすけあいを、わすれない」です。この取り組みは、私たちがどのようにして世界に貢献できるかを問いかけるものでもあります。
活動の背景
日本赤十字社は、これまで数多くの支援活動を行ってきました。特に東日本大震災の際には、160を超える国・地域からの支援を受けた経験があります。このような支援の物語は、私たち日本人が他国の人々に手を差し伸べる必要があることを実感させます。
募金の使途
この募金は、以下のような事業に活用される予定です:
- - 紛争で苦しむ人への支援:26億円
- - 災害で苦しむ人への支援:30億円
- - 病気から身を守るための支援:25億円
- - 事務経費:3600万円
これらの事業に対する支援が、多くの人々の命を救うきっかけとなります。
10年前の教訓
また、今回のキャンペーンでは、10年前に発生したスマトラ島沖大地震を振り返ります。この震災から10年の歳月が流れましたが、今なお多くの人々がその影響を受けています。アチェバラ県のバカット村に住むアワルドゥカスさんは、震災で子どもを亡くしましたが、その後与えられた家で再び家族が増え、幸せな日々を過ごしています。このように支援が人々の生活をどれほど変えるのかを示す証言こそが、募金の重要性を物語っています。
あなたの力を与えてください
このように、苦難の中で生活を立て直す人々が存在する時、私たち一人ひとりの助けが必要です。日本赤十字社の「海外たすけあい」募金キャンペーンへの参加を通じて、私たちもまた、世界のためにできることを考え、行動することが求められています。ぜひ、あなたの手を差し伸べ、新たな希望を届けてください。
【お問い合わせ】
日本赤十字社企画広報室:照井/田坂
電話:03-3437-7071
ファックス:03-3432-5507