地元の味を生かした新たな返礼品「三陸の恵み」
岩手県宮古市で、地域の水産加工技術を生かしたふるさと納税返礼品『三陸の恵み』シリーズがついに登場しました。当商品は、地元の水産加工会社「宮古食品」とのコラボレーションにより、使い勝手の良い「塩鯖のフィレ」と「秋鮭の切り身」の2種類が用意されています。両商品は地方創生を目的とするレッドホースコーポレーション株式会社がサポートしており、2024年度からの取り組みです。
地域振興と震災復興の思い
宮古市は、三陸海岸の豊かな漁場に位置しており、世界的にも有名な漁場が近くにあります。しかし、東日本大震災によって、多くの水産加工場が被害を受け、依然として復興の道を歩んでいます。今回の新商品開発は、そうした現状を受け、「地域を元気にするきっかけにしたい」という思いからスタートしました。
レッドホースコーポレーションは、地域の事業者との協力のもと、宮古市の水産加工場を深く調査し、最も需要の高い商品を見極めました。自然豊かな三陸の恵みを最大限に生かした企画として、地域の経済の活性化を目指しています。
塩鯖と秋鮭の魅力
新たに開発された「塩鯖のフィレ」は、冬の冷たい海水から身を守るために良質な脂肪をたっぷりと蓄えた鯖を使用し、絶妙な塩加減で仕上げています。この製品は家庭での食事にも手軽に取り入れられるよう、煩わしい骨取りが行われているため、小さなお子様でも安心して食べられます。
一方、「秋鮭の切り身」は、厳選された天然海鮮が使用されており、身が引き締まりつつもふっくらとした食感が特徴です。これらの製品は、そのまま焼いて食卓に並べることはもちろん、様々な料理にアレンジすることも可能です。すでに多くの方々がポータルサイトで先行登録しており、その人気も上昇中です。
ふるさと納税の新たな選択肢
この返礼品は、全国的に人気の素材を使用しており、各ポータルサイトでの寄附が期待されます。返礼品としての平均寄附金額は「塩鯖」が6,500円から始まり、「秋鮭」も7,500円からとなっています。また、各商品は500gから2kgまでと、利用者のニーズに応じたバリエーションが用意されています。
利用方法と寄附サイト
寄附受付は全17のサイトで行われており、Amazonふるさと納税、楽天ふるさと納税など、さまざまなフォームで簡単に申し込みが可能です。地域資源を最大限に活かしたこの商品は、地域の活性化だけでなく、日本の食文化を支える役割も果たすことを目指しています。
今後の展望
レッドホースコーポレーションは、今後も地域事業者との連携を深め、さらなる商品展開や新しい地場産品の開発に取り組む計画です。この取り組みが、宮古市という地域をより魅力的にし、地域経済全体の活性化につながればと願っています。
「三陸の恵み」シリーズは、ただの食材に留まらず、地域のストーリーと職人の技術を伝える架け橋となることでしょう。今後の展開に大いに期待したいです。