緊急フォーラム開催のお知らせ
2023年2月18日(火)、重要なエネルギー政策に関する緊急フォーラムが開かれます。このフォーラムは、日本の気候変動対策や未来のエネルギー政策に関心を持つ市民の皆様にとって、非常に重要な場となるでしょう。
エネルギー政策の背景
今、政府が閣議決定を目前に控えているのは、以下の大事な政策です。
1.
第7次エネルギー基本計画(エネ基) – 未来のエネルギーの在り方を示すもの
2.
地球温暖化対策計画(温対計画) – 温室効果ガスの削減方法を示すもの
3.
GX2040ビジョン – GX推進戦略の改定
これらの政策は、私たちの生活に直結しており、早急な対策が求められています。しかし、原子力や化石燃料を支持する産業界の意見が強く反映される中で、市民の声がなかなか届かない現状があります。
市民からの反響
最近行われたパブリック・コメントでは、多くの市民が自らの意見を届けました。また、日本各地で開催された説明会や意見交換会では、エネルギー転換や温室効果ガス削減を後回しにする政策への強い反対意見が述べられています。
しかし、現時点で大きな方針転換の報道はなく、このままでは一部企業の利益のために、私たちの未来が危険にさらされてしまうかもしれません。この危機感を共有するために、緊急フォーラムを開催します。皆様の参加をお待ちしています。
フォーラムの詳細
- - 日時: 2023年2月18日(火)14:30~16:00
- - 場所: 衆議院第一議員会館 多目的ホール(東京都千代田区永田町2丁目2−1)及びオンライン(Zoom)
- - 参加申込: 会場はこちら / オンラインはこちら
フォーラムの内容
本フォーラムでは、以下の専門家による発表があります。
- - 松久保肇さん(原子力資料情報室事務局長)によるコスト検証
- - 明日香壽川さん(東北大学教授)によるNDCと電力需要の分析
- - 橘高真佐美さん(弁護士)による市民参加についての視点
各地から、福島の佐藤和良市議会議員、大阪の稲岡美奈子さん、広島の小野綾子さん、東京の二ノ宮リム虹さんの声もオンラインで寄せられます。
同日開催のアクション
また、同日には首相官邸前でも抗議アクションが行われます。エネ基と温対計画の閣議決定前に、私たちの反対の声を届けるべくスピーチやコールが行われることが予定されています。
- - 日時: 2023年2月18日(火)10:00~11:00 (終了時間は参加者数による)
- - 場所: 首相官邸前
参加者は抗議の声を上げ、エネルギー政策の見直しを求めることが期待されています。閣議決定が見送られた場合は、アクションも延期となりますので、最新情報に注意してください。
主催団体の紹介
このフォーラムは、以下の団体によって主催されます。
- - ワタシのミライ: 再生可能エネルギー100%の社会を目指すネットワーク
- - 原子力市民委員会: 脱原発社会を推進するプラットフォーム
- - FoE Japan: 国際環境NGOとして環境問題に取り組む組織
私たちの行動が未来を変える第一歩となるかもしれません。ぜひ、参加をご検討ください。