S2Wの新AI「DRI」
2026-09-09 14:32:00

S2Wの自律型捜査AI「DRI」が犯罪捜査の未来を変える

S2Wが新たに開発した自律型AIエージェント「DRI」とは



韓国を拠点とするビッグデータ分析AI企業、S2W(エス・ツー・ダブル)が、犯罪捜査専用の自律型AIエージェント「DRI(Deep Research Investigator)」を発表しました。このAIエージェントは、自社のセキュリティAIプラットフォーム「XARVIS」に組み込まれ、様々なサイバー犯罪のデータを一元化し、捜査の効率化を図ります。

DRIの特長と機能



「DRI」の一番の利点は、ユーザーが簡単な自然言語で質問をするだけで、AIが自動的に必要な情報を抽出し、分析してレポートを生成する点にあります。皮膚の下で発生している脅威や、サイバー犯罪の温床となるディープ・ダークウェブやTelegram、ハッキングフォーラムなどからのビッグデータをリアルタイムで分析することによって、捜査に必要なインテリジェンスを提供します。

このAIエージェントは、特に複雑な知識がなくても利用可能で、違法アカウントのトラッキングや資金の取引履歴の解析、さらには異なるデータ源を統合した分析結果を導出することが可能です。従来の捜査プロセスにかかる時間を大幅に短縮し、迅速で精度の高い判断をサポートします。

ハルシネーションを減少させる技術



また、DRIはハルシネーション(AIが誤った情報を生成する現象)を最小限に抑える仕組みを導入しています。検索拡張生成(RAG)技術により、実際の資料に基づいた事実ベースの回答のみを提供し、それぞれの判断に根拠を確保します。これにより、「説明可能なAI(XAI)」の実現が図られています。

加えて、重要な判断には必ず人間による最終確認が行われ、全てのプロセスを記録・公開することで、その根拠を詳しく検証できる調査体系が整備されています。

期待される成果と今後の展望



S2Wのリリースに対し、DRIをベータ版で利用中の捜査機関からは非常に高い評価が寄せられています。「自然言語での質問入力だけで、高度な業務を自動で遂行できる点で非常に有用である」との声も上がり、捜査効率と手がかりの分析精度が革新的に向上することが期待されています。

また、S2Wセキュリティ事業本部のイ・ジェヨン本部長は、「DRIは捜査担当者が単純作業から解放され、重要な意思決定に集中できる環境を提供するだろう」と述べています。さらに、今後はDRIの技術を他の製品へも展開し、サイバー脅威インテリジェンス(CTI)分野でもその活用を進めていく計画です。

S2Wの成り立ちとビジョン



S2Wは2018年に設立され、国際刑事警察機構(ICPO)とも協力し、国際的な犯罪捜査をサポートしています。また、最近では世界経済フォーラムにおいても先進的なテクノロジー企業として位置づけられています。2024年にはマイクロソフト社とも連携し、企業へのデータ提供を通じて技術的な協力を強化していく予定です。

「DRI」の登場は、捜査のあり方を変える革新的なステップとして注目を浴びています。今後の活躍が期待されます。


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会社情報

会社名
S2W, Inc.
住所
Seongnam-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea 3F, 12, Pangyoyeok-ro 192beon-gil, Bundang-gu
電話番号

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