海野宿400年記念講演会が歴史的街並みの未来を探る

海野宿400年記念講演会の開催

長野県東御市の歴史的な宿場町・海野宿は、2025年に開宿から400年を迎えます。この特別な節目を祝うため、記念講演会が開催されることが決定しました。本講演会は、地域住民や訪問者に向けて、海野宿の魅力や歴史、そして未来に向けた活用方法について学ぶ貴重な機会となります。

講師の紹介と講演の内容

講師には、長野県立大学グローバルマネジメント学部教授の田村秀氏が務めます。田村教授は、テレビや新聞など多くのメディアに登場し、地域活性化や行政学の専門家として知られています。彼は、全国にある129の重伝建地区を巡った経験をもとに、歴史的街並みの保存と活用に関する具体的な事例を交えながら、講演を行います。

田村教授のタイトルは「海野宿の街並みを守り、活かすためには」。この講演では、地域の文化や歴史を大切にしながら、どのようにして現代社会にマッチした活用法を見つけられるかについて、深く掘り下げていく予定です。特に、参加者が自らの視点で新しいアイデアを生み出すきっかけとなるような内容が期待されています。

実施概要と参加方法

このイベントは、2025年10月5日（日）の午後2時から3時30分まで、海野宿ふれあいセンター2階にて行われます。参加は無料で、事前の予約も必要ありません。地域の方々、そして海野宿や古民家、歴史的な街並みへの関心がある方々の参加をお待ちしております。

また、駐車場は海野宿第1駐車場及び第2駐車場をご利用いただけます。主催は海野宿開宿400年記念事業実行委員会で、東御市や海野宿保存会、NPO法人海野宿トラストも共催しています。

さらに他の事業も企画中

この講演会は500年記念事業の一環ですが、他にも多くのイベントが計画されています。街並みの保存に向けて多様な視点からの取り組みが生まれることが期待されており、地域の歴史と文化を多くの人に知ってもらう良い機会となるでしょう。

教育と地域活性を同時に

地域活性化と歴史教育の融合を目指すこの講演会は、街の未来をより良いものにするための重要なステップになります。田村教授の専門知識は、今後の地域作りにおいて大いに役立つことでしょう。

参加者の皆様が、海野宿の歴史的な魅力を再発見し、自身の思いを新たな形で表現できるような場にしたいと考えています。是非、お越しください。