新潟・弥彦村の「ミコぴょん号」が観光客をおもてなし
新潟県西蒲原郡弥彦村では、この度新たに観光客向けの自動運転バス「ミコぴょん号」が運行を開始します。これにより、地域住民の移動を支える生活路線から、観光路線へとその役割を拡大し、訪れる観光客にさらなる利便性を提供します。新たに開設される「弥彦ルート」は、JR弥彦駅から「四季の宿みのや」までを結ぶ路線で、観光地のアクセスを快適にすることを目指しています。
自動運転バス「ミコぴょん号」概要
「ミコぴょん号」は、小型の自動運転バスで、乗車定員は8名程度(オペレーター含む)。エストニアのAuve Tech社製の車両を使用しており、時速20km未満で安全運行を行います。このバスは、観光客だけでなく、地域住民も無料で利用できるため、弥彦村への訪問が一層便利になります。普段の生活に加えて、観光地へのアクセスも確保しました。
弥彦村の観光価値とルート開設の意義
弥彦村は新潟県内でも人気の観光地で、年間200万人以上の観光客が訪れる場所です。特に、JR弥彦駅から弥彦温泉街への移動がスムーズでないことが課題とされていました。この新しい観光ルートの開設により、訪れる観光客がもより簡単に移動できるようになり、地域全体の活性化にも寄与することを期待しています。
さらに、弥彦ルート開通を記念して、12月中に「ミコぴょん号」を利用した方には、弥彦温泉街で使える500円分のお買い物券を数量限定でプレゼントするキャンペーンも実施中です。特に、キャンペーンは先着15名限定で、観光協会加盟店舗で利用可能です。
利用案内
- - 運行開始日: 2025年12月6日(土)
- - 運行日: 土日祝日限定(※年末年始は運休)
- - 利用対象: 12月中にミコぴょん号「弥彦ルート」に乗車した方
この取り組みは、弥彦村の魅力をより多くの人に伝え、地域の産業を活性化するための大きな一歩となります。観光客は、弥彦村内の名所をより多く楽しめるだけでなく、地元住民の皆さんにも新たな移動手段を提供できることで、地域全体の一体感を生むことを狙っています。
弥彦村の魅力
弥彦村は、越後一宮「彌彦神社」とその周辺の美しい温泉街が特徴です。自然の雄大さや歴史的な建物が多く残り、訪れる人々に多様な体験を提供します。特に、皇室献上米として知られる「伊彌彦米」や、早生枝豆「やひこ娘」などのブランド農産物が育まれる広大な農地も魅力のひとつです。また、観光資源が凝縮されているため、訪れることでダイナミックな自然や文化に触れられるでしょう。
自動運転バス「ミコぴょん号」を利用して、新たな弥彦村の魅力を発見しに足を運んでみませんか?観光の新たな扉が開かれるのを楽しみにしています。