JAXA共催セミナーで探る地域産業と宇宙の新たな融合
2025年の夏、宇宙関連の新たなビジョンが東京で展開される。株式会社天地人が主催し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と01Booster、SPACETIDEの共催によるセミナー「地域産業×宇宙」で創られる新たなエコシステムが注目を浴びている。このイベントは、地域の課題解決にどう宇宙データや技術が貢献できるのかを探る貴重な機会だ。
セミナーの基本情報
セミナーは2025年7月10日(木)17:40から20:10まで、東京の虎ノ門にあるVISION CENTER TOKYO TORANOMONにて開催される。会場には入場制限が設けられており、リアルイベントとして80名という枠が設けられているが、オンラインでの同時配信も行われる好環境。このイベントを通じて、地域課題解決に向けた宇宙ビジネスの最前線が見えてくる。
セッションの内容
セッション1:宇宙スタートアップ×衛星データ×地域課題解決
星空に目を向ける若手起業家たちが地域の課題を解決するために何をしているのか、そのリアルに迫るのがこのセッションだ。株式会社天地人のCOO、樋口宣人氏が、彼らのビジョンを探る。特に、水道インフラ、不動産、市街地の脱炭素化等、宇宙スタートアップが現実に取り組んでいる具体的な地域課題へのアプローチが注目される。
宇宙データの利用方法や、地方自治体との連携のポイントなど、ここでしか聞けない実体験をもとにした話が飛び出す予定。参加者は、映像データがどのように地域の医療や環境問題に役立つか、具体的に学ぶことができるだろう。
セッション2:地場ものづくり企業×宇宙サプライチェーン
続くセッションでは、地元企業と宇宙産業との架け橋がテーマに。地域での宇宙機器の生産サプライチェーンの構築が取り上げられ、参画する企業の経験や示唆に富んだ話が興味を引く。宇宙機器の製造や運用に関与する地域企業のキーパーソンたちが、自らの体験を語ることで、宇宙産業が地域経済に与えるインパクトが明らかになるだろう。
期待される効果
このセミナーを通じて得られるネットワークを活かし、新たなコラボレーションが生まれる可能性がある。スタートアップ、地元企業、自治体、金融機関が連携することで、地域に根ざした宇宙産業の新エコシステムが形成されていくのだ。地域の課題を宇宙技術で解決する未来が現実のものとなる瞬間に立ち会える特別なチャンスだ。
参加情報と申込み
参加を希望する方は、ウェブサイトから申し込む必要がある。オンライン視聴の場合にも申し込みが必要なので、早めの行動が推奨される。定員に達し次第、申し込みは終了となるため、興味がある方は公式の申し込みページを訪れてほしい。今回のセミナーは、地域の未来を宇宙の力で切り拓いていく一助となると期待されている。
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