鹿嶋市の新たな宿泊施設、ファンゾーンが登場
茨城県鹿嶋市に新しいグランピングプロジェクトが進行中です。この施設は、地域のスポーツ文化を活かした体験型宿泊施設として、来年のオープンを予定しています。プロジェクトの立ち上げには、ツキヒホールディングス株式会社と株式会社KXが携わり、「地方創生」や「スポーツ」そして「リカバリー」といったテーマのもと、新たな体験を提供しようとしています。
新コンセプト:「好きを泊まりたい場所に」
この新しい施設は、単なる宿泊施設ではなく、鹿嶋ならではの魅力を体感できる場所を目指しています。「常設型のFANZONE」として設計され、ここでは訪れる人々がサッカーに対する熱い気持ちを共有し、楽しむことができます。
Jリーグ発足以来、鹿嶋はサッカー中心の街として多くの人々に支えられてきました。サッカーの試合を楽しむ市民が集まり、共に応援したり喜んだりする姿は、地域の熱量を維持する重要な要素です。このプロジェクトでは、そうした熱気を宿泊体験を通じて感じてもらうことを目指しています。
FANZONEについて
FANZONEは、スポーツイベントや大会でファンが集まるための場所として設けられることが多いですが、鹿嶋に新設されるFANZONEは特別です。この施設では、サッカーだけでなく、音楽やアートといった多彩なカルチャーを楽しむことができ、365日さまざまなイベントが開催される予定です。
これにより、鹿嶋の魅力が多角的に発信されることとなり、地域住民や訪問者が共に楽しむ場となるでしょう。これまでのFANZONEの良さを残しつつ、新たな体験が待っています。
施設名称「KASHIMA FANZONE 'No.12'」
この新しい施設の名称は、サッカーファンの象徴である「No.12」にちなんで名付けられました。「No.12」は、サポーターやファンの存在を象徴しており、地域にとっても大切な意味があります。施設名には、鹿嶋の熱量が全国に広がるような願いが込められています。
訪れる全ての人に、この「No.12」という名称が親しみやすく、自由に呼んでもらえることも意識されています。
地域を支える新しい挑戦
このプロジェクトの成功は、地域のまちおこしにもつながります。一般的なグランピング施設ではなく、鹿嶋の真の価値を引き出した体験を提供していくことで、人々の心に深く残る場を生み出すことを目指しています。また、地域内外の事業者や専門家と連携し、これまでにないコンテンツの創出にも挑戦しています。
建物の完成は2024年末と予定されており、プレオープンは2025年1月から。一般向けのグランドオープンは、次シーズンのJリーグ開幕と重なる見込みです。地域の魅力を広く発信し続けるため、今後も様々な取り組みを行っていく予定です。
企業情報
ツキヒホールディングス株式会社
支持されているテーマは「優しさ」と「感動」であり、地域創生や再生事業に取り組む企業です。
公式サイト
株式会社KX
「Playful Sustainable」をコンセプトに魅力的な街づくりに貢献しています。
公式サイト
この新たな施設は、鹿嶋の熱量と魅力を新しい形で感じられる場所になることが期待されています。