医療業界の新たな教育ツールとして注目
株式会社メテオが運営する医療動画配信サービス「Medical
Online Video」が、11月26日(火)より新しいコンテンツを追加することを発表しました。今回のアップデートでは、看護、視覚機能療法、医療法律相談の3つの分野から合計112本の動画が新たに配信されます。このサービスは医療従事者や学生に向けて、手技や診療に関連した動画コンテンツを提供しており、すでに300本以上の動画が利用されています。
コンテンツの詳細
基礎看護(65動画)
基本的な看護技術に関する動画として、全65本が提供されます。これらの動画は千葉大学看護学部の斉藤しのぶ先生と和住淑子先生が監修しており、バイタルサインの測定、無菌管理、注射技術など、新人や学生にとって実践的なスキルを身につけるための貴重なリソースです。
視覚機能療法(43動画)
視覚機能療法に関する43本の動画は、北里大学リハビリテーション学科の半田知也先生が監修しています。屈折や視力検査、眼球運動、視野検査に関わる具体的な手法を詳細に解説しており、眼科医療従事者や視能訓練士のスキル向上にも寄与します。
医療法律相談(4動画)
医療法律相談に関するコンテンツは、医療現場での法律問題をQ&A形式で解説。インターネット上での誹謗中傷やカルテ開示請求など、具体的な法的課題についても実践的なアドバイスを提供します。
今後の展開
今後は、手術や作業療法、言語聴覚療法、臨床検査、臨床工学など、配信領域をさらに拡大することが予定されています。特に、12月19日(木)からは作業療法動画が102本、2025年1月29日(水)からは言語聴覚療法動画が36本提供される予定で、利用者のニーズに応える形でコンテンツの充実が図られています。さらに看護領域においても腎不全看護や手術看護等に関する動画制作が進行中です。
メディカルオンラインの取り組み
メテオは2000年から医療文献の電子配信を始めており、現在は国内外の約1,650機関に利用されています。また、医療関連情報を網羅した多種多様なサービスを提供しており、医療教育の発展にも寄与しています。
「MedicalOnline Video」は、医療従事者及び学生に新たな学びの場を提供し続けており、引き続きコンテンツの充実化を図る意向を示しています。健康と医療に関する正確かつ最新の知識を手に入れるために、ぜひこのサービスをご活用ください。
さらに詳しい情報は、
Medical*Online Videoの公式サイトをご覧ください。