兵庫県姫路市が挑む子どもの学校改革応援プロジェクト
兵庫県姫路市(市長:清元秀泰)は、国内最大級のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクと連携し、子ども中心の学校改革を目指すプロジェクトを始動しました。このプロジェクトは「ガバメントクラウドファンディング®」(GCF®)を利用して、2025年10月1日から12月31日までの期間中に目標寄付金額750万円を募ります。
GCF®プロジェクトの背景
姫路市では、市民が誇りを持って住めるまちづくりを実現するために、さまざまな施策を推進しています。令和6年4月には、元テレビ局のアナウンサーである久保田智子氏が教育長に就任し、「子ども中心の学校づくり」を掲げています。この新しい取り組みの一環として、昨年度の成功を受け、再びGCF®を活用したプロジェクトが実施されることとなりました。
昨年は、300万円の目標を大きく超え、700万円以上が寄付され、城北小学校と飾磨中部中学校のリノベーションが実現しました。その結果、子どもたちの学ぶ環境が大幅に改善されたと言います。今年度は学校からの提案をもとに、未来型学習空間に重きを置いた新たなプロジェクトが実施される予定です。
今年度のプロジェクトの詳細
今年は、以下の三つの学校が選ばれ、各学校が提案したプロジェクトが展開されます。
1. 城東小学校
- - プロジェクト名: ようこそ城東小学校へ!~”わくわく”があふれる、未来型児童玄関プロジェクト~
- - 児童玄関に大型モニターを設置し、情報発信ツールとして活用します。
- - 運動スペースを確保し、音楽に合わせて楽しくダンスできる環境を作ります。
- - AIロボットが「オハヨウゴザイマス。キミが来るのを待ってたよ!」と出迎えてくれます。
2. 大白書中学校
- - プロジェクト名: 発信基地Q~ここから始まる「わたしたちの探究」~
- - 読書室にスクリーンとプロジェクターを設置し、生徒が情報発信できる環境を整備します。
- - 可動式の机や椅子を設置し、コラボラティブな学びを実現します。
- - 休み時間も行きたくなるようなカラフルなカーテンやスツールを配備します。
3. 英賀保小学校
- - プロジェクト名: くつろぐ しらべる 世界がひろがる~学校図書館を探究の「たまてばこ」に~
- - 図書室をリラックスできる空間に整え、バリアフリー対応の図書カウンターを設置します。
- - 絵本部屋の床にはカラフルなカーペットを敷設し、楽しい雰囲気を演出します。
皆様へのメッセージ
教育長の久保田智子氏は、昨年度のプロジェクトによる成果に感謝し、今年も子どもたちの希望が詰まった提案を基にプロジェクトを実施する意義を強調しています。彼女は、「皆様の支援が子どもたちの未来を形作る力になります。今年も多くの応援をお願い申し上げます」と述べました。
プロジェクト概要
- - プロジェクト名: 子どもの学校改革応援プロジェクト2025「自分たちで、学校を変える」
- - サイト運営会社: 株式会社トラストバンク
- - 目標金額: 750万円
- - 募集期間: 2025年10月1日~12月31日(92日間)
プロジェクトの詳細については
プロジェクトURLをご覧ください。姫路市は、教育環境をより良いものにするため、地域の方々の温かい支援をお待ちしております。世界遺産「国宝」姫路城が見守るこの美しい市で、未来の学びの場が創造されることに期待が高まります。