中野区と認定NPO法人CLACKが協定を締結
2024年11月6日、中野区長の酒井直人氏と認定NPO法人CLACKの理事長、平井大輝氏が、「中野区地域包括ケア推進パートナーシップ協定(NIC+協定)」を結びました。この協定は、地域包括ケア体制を充実させるための連携協力関係を築くことを目的としています。CLACKの専門知識とリソース、また中野区の広範なネットワークを組み合わせることで、地域住民の生活の質を向上させることを目指しています。
NIC+協定の目的
NIC+協定は、中野区と民間事業者、教育機関、団体が連携し、地域包括ケアに資するための取り組みを推進する公民連携の制度です。この協定を通じて、民間の資源やノウハウを活用し、地域貢献活動への参加を促すことが目指されており、具体的には以下の4つの項目における協力が予定されています。
1. 健康・福祉増進に関する取り組み
2. 見守り支援
3. 孤独・孤立の対策
4. その他必要と認められる連携協力
CLACKの具体的な取り組み
CLACKは、中野区内にある中高生の居場所「テクリエ さぎのみや」を通じて、デジタル技術を駆使した多様な体験を提供し、継続的な学習支援と人とのつながりを強化していきます。この活動は、将来にわたるウェルビーイングの促進や孤独・孤立状態の予防を目指したものです。また、地域の子どもたちの見守りや交流の場も確保し、地域一体となった包括的な支援を進めていくことが重要です。
認定NPO法人CLACKの信念
CLACKは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」をビジョンに掲げ、世代を超えた貧困の連鎖を解消するために活動しています。大阪と東京で無償のプログラミング学習支援やキャリア教育を行っており、特に自走できる中高生を育てるための伴走支援に力を注いでいます。CLACKの活動には、教育機会を提供するための多くの事業があります。
- - 複数の企業から寄贈された1,000台以上の使用済みPCを活用した「Pass the Baton(パスザバトン)」
- - プログラミング学習支援を行う「Tech Runway」
- - 中高生のためのデジタル活動拠点「よどがわベース」
- - 高校教員向けのAI研修プログラム「mirAI for Japan」
参加者は、プログラミング体験会で1,200名以上、3ヶ月以上のプログラミング学習教室には600名以上が参加するなど、その効果を示しています。
未来への寄付の呼びかけ
CLACKは、より多くの子どもたちにチャンスを提供するため、企業や個人からの支援を募集しています。ご興味がある方は、公式ホームページから寄付や協力の申し出が可能です。あなたのサポートが子どもたちの未来を明るくし、地域の絆を深める助けとなります。
公式ホームページ:
CLACK