吉野石膏、タイガーボード製造でCO2排出量25%削減!カーボンニュートラル実現に向け前進
せっこう(石膏)を原料とする建築材料の製造・販売事業を展開する吉野石膏株式会社は、長年環境負荷低減に取り組んできた結果、石膏ボード工場のCO2排出量を2013年比で累積25%削減したことを発表しました。
同社は1958年から廃棄されていた副産せっこうを用いたボード製造技術を開発し、1995年にはせっこうボードのリサイクルを開始するなど、環境への配慮を重視してきた企業です。
今回の発表では、石膏ボード工場におけるCO2排出削減量と太陽光発電によるCO2削減効果量の累積値を示すグラフが公開されました。グラフから、年々着実に実績を向上させていることがわかります。
2023年の石膏ボード工場のCO2排出削減量は、2013年比で25%の削減を実現しました。さらに、太陽光発電によるCO2削減効果を合わせると、2023年度までの累積で25.7万トンのCO2を削減したことになります。
吉野石膏株式会社は、今後も様々な取り組みを通じて、カーボンニュートラルの実現を目指し、社会全体の課題解決に貢献していくとしています。
吉野石膏株式会社について
吉野石膏株式会社は、山形・吉野鉱山での石膏原石採掘を起源とし、1901年に創業した石膏ボード製造のリーディングカンパニーです。「タイガーボード」を中心とした製品群は、耐火・遮音・耐震性に優れ、国内シェア約80%(2024年1月現在)を誇っています。
消費地に近い製造拠点と広範な製品ラインナップで、様々なニーズに対応しています。同社は「安全で快適な住空間を創る」という理念のもと、時代の変化に合わせた商品開発を行いながら、人々の暮らしに寄り添い、快適かつ安全な暮らしの実現を目指しています。
吉野石膏株式会社の概要
社名: 吉野石膏株式会社
本社所在地: 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号(新東京ビル)
代表取締役社長: 須藤 永作
設立: 1937年(創業: 1901年)
事業内容: せっこう(石膏)を原料とする建築材料の製造・販売など
公式サイト: https://yoshino-gypsum.com/
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SNS情報: Instagram: https://www.instagram.com/yoshino.gypsum