こうのす共生病院のソーシャルグッドプロジェクト
概要
こうのす共生病院は、医療法人鴻愛会として、地域と密接に連携する「ソーシャルグッドプロジェクト(SGPJ)」を推進しています。このプロジェクトの趣旨は、病院を単なる医療の場に留めず、地域に根ざした「居場所」としての役割を果たすことです。様々な活動を通じて、地域の人々とのつながりを深めることを目的としています。
10月・11月の活動
1. 「MEET(ミータス)」親子交流フェスへの参加
10月には、病院スタッフが地域の親子交流イベントに参加しました。このイベントでは、子どもたちに薬剤師体験を提供し、医療への関心を高める機会となったほか、健康に関する情報を地域住民と共有する場となりました。このような活動を通じて、病院は地域の人々にとって「身近な存在」として機能しています。
2. 「井戸端会議」の開催
さらに、病院では「井戸端会議」も展開しています。この会議は、地域住民がリラックスした雰囲気で健康や日常の悩みについて話し合える場です。参加者からは「気軽に話せる」という感想が寄せられ、病院と地域の距離が縮まったことが実感できました。
3. 農福連携の「こうのすえん」
12月には、農福連携の一環として「こうのすえん」の活動を再開し、地域住民とともに冬野菜の収穫に挑戦しました。農作業を通じて、障がいのある方や高齢者を含む多様な人々が自然に交流し、共に汗をかく楽しさや収穫の喜びを共有しました。
活動理念
こうのす共生病院のプロジェクトがスタートした背景には、「病院は地域の居場所であるべき」という根本的な理念があります。医療だけでなく、日常生活の中で病院が地域とつながることが、健康に対する不安を早期に解消し、孤立感を防ぐ結果となります。これにより、地域全体が安心できる環境を築くことを目指しています。
地域の声
参加者の皆さんからは、「病院がより身近に感じられるようになった」「医療者と直接話すことで安心感が得られた」「地域の仲間とのつながりが生まれた」という嬉しい声が多く寄せられています。これらの声は、病院が単なる治療の場ではなく、地域社会の重要な一部であることを示しています。
未来への展望
今後もこうのす共生病院は、ソーシャルグッドプロジェクトを通じて地域とのつながりをさらに深め、医療と社会の架け橋としての役割を果たしていく考えです。「居場所としての病院」という理念をもとに、地域の皆さまと共に歩み続けることを目指しています。
お問い合わせ
こうのす共生病院の広報室では、本プロジェクトに関するさまざまな情報を提供しています。取材や掲載希望のメディア関係者の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。