新潟の今代司酒造が贈る特別な日本酒「錦鯉白銀」デビュー！

今代司酒造が手掛ける新時代の日本酒「錦鯉白銀」

新潟市中央区に本社を置く今代司酒造が、2025年5月1日に日本酒「錦鯉」の発売から10年を記念して新しい商品「錦鯉白銀」を発表しました。これは、伝統と革新が見事に融合した特別な一品です。

歴史ある技術と新しい挑戦

「錦鯉白銀」は、木桶仕込みという、現在では非常に希少な手法で作られています。今代司酒造は2010年にこの技術を復活させ、2018年にはさらに大型の木桶を導入しました。この伝統的な製法により、冬の厳しい寒さの中で熟成される日本酒は、特有の甘みと柔らかな口当たりを実現しています。

「錦鯉白銀」は、まさにこの木桶仕込みの純米大吟醸酒として、現代の技術と伝統的技術が融合した酒。酒造りの繊細なプロセスが生む深い味わいを、ぜひ体験してみてください。

美しさを追求したデザイン

新しい「錦鯉白銀」は、そのデザインにも工夫が施されています。瓶は、沈静感のある質感の銀箔で美しい鯉の模様を表現。さらに、中身を保護する桐箱は新潟県加茂市で製作されており、200年にわたる桐箪笥の伝統を組み込んでいます。これにより、桐の柔らかな質感が瓶と見事に調和しており、視覚的にも楽しむことができます。

高度な技術による安全性

この新商品には、エンターテインメント性を持つ技術が導入されています。封緘に内蔵されたNFCタグをスマートフォンにかざすことで、未開封の正規品であるかどうかを確認できます。開封後も、再度かざすことで「開封済み」の状態が表示され、製造者と消費者をつなぐ赤い線が地図上に現れます。この仕掛けは、単なる飲食用商品を超えた体験を提供してくれるでしょう。

錦鯉シリーズの新たな章

「錦鯉白銀」の発売とともに、錦鯉シリーズ専用のウェブページがオープンしました。ここでは、「錦鯉」「錦鯉黄金」「錦鯉丹頂 The RISING SUN」「錦鯉白銀」といった商品情報を一覧で確認することができ、購入や問い合わせにスムーズにアクセスできます。

今代司酒造は、「金魚酒」とは一線を画す威風堂々とした「錦鯉」を目指し、今後も新たなお酒を提供していくことでしょう。

175年以上の歴史を持つ酒造り

今代司酒造は1767年に創業され、新潟県内で最も多い蔵元の一つです。新潟駅からも歩いて行ける距離に位置し、酒蔵巡りを楽しむことができるスポットとしても知られています。2006年からは全量純米仕込みに移行し、個性を大切にした酒造りを行っています。これからも新たな挑戦を続ける今代司酒造に、期待が寄せられています。