サイオステクノロジー株式会社は、SCSK株式会社が提供するERP「ProActive C4」が2024年7月18日よりIDaaS「Gluegent Gate」の連携対象サービスとなることを発表しました。
この連携により、会計、人事給与、経費、勤怠管理などのフロントオフィス・バックオフィス業務システムで構成されるクラウドERP「ProActive C4」に「Gluegent Gate」の認証連携機能が加わり、グループ会社やサプライチェーン全体で使用するその他の社内システムや各種クラウドサービスを含めた認証セキュリティを統合的に高めることが可能となります。
近年、多様な働き方が広がりビジネスのデジタル化が進む中で、ランサムウェアや不正アクセスを防ぐセキュリティ対策がますます重要になっています。特に、海外拠点を含むグループ会社やサプライチェーンなど、組織を跨ぐビジネス環境では、統合的なIDと認証管理が求められます。
「Gluegent Gate」と「ProActive C4」は、グループ会社を含めて統合的な管理ができる点が大きな特徴です。両者が連携することで、グループ会社でのERP利用における認証セキュリティやIDガバナンス強化を実現し、業務効率化にも貢献します。
サイオステクノロジーは、「Gluegent Gate」と「ProActive C4」の連携を通じて、グループ会社間で統合管理された経営リソースとガバナンスに対して、他の業務システムや各種クラウドサービスを統合し、企業のDX推進を支援するサービスを提供していきます。
さらに、SCSK株式会社との共同でセミナー開催などのマーケティング活動や提案・営業活動を展開し、ソリューションの拡販を進めていく予定です。
サイオステクノロジーは、今後もパートナー企業との協力体制を強化し、ゼロトラストモデルを考慮したサービスを提供することで、人々が安全で快適に過ごせるより良い社会の実現に貢献していきます。
SCSK株式会社 ProActive事業本部 クライアントエンゲージメント部長 栗原 直様は、今回の連携について次のようにコメントしています。
>「『Gluegent Gate』の連携対象サービスに『ProActive C4』が新たに加わることを大変嬉しく思います。企業を取り巻くシステム環境の変化が激しい社会において、統合的にシステムを管理しセキュリティやIDガバナンスを強化することは、リスク管理上、非常に重要です。今後も両社の強みを生かした製品サービスの提供を通じて、お客様が安心・安全な環境で事業活動を行えるよう支援してまいります」
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを原点とし、自社開発ソフトウェアおよびSaaS製品の販売とサービスを提供しています。近年は、クラウドをはじめDXの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスを提供しています。
SCSKのERPソリューション「ProActive」は、31年間で6,600社、300の企業グループを超える導入実績を持つ実績ある製品です。「ProActive C4」は、会計、人事給与、経費、勤怠管理などのフロントオフィス・バックオフィス業務システムで構成されるクラウドERPとして、バージョンアップなどのシステムライフサイクル対応まで一括してサービス提供しています。サブスクリプションモデルを採用することで、固定資産や導入に関わる初期コストを大幅に抑え、月額のお支払いにてご利用いただけます。