Z世代のアテンション・デトックス
2026-03-12 14:31:56

Z世代に広がるスマホ疲れとアテンション・デトックスの実態

Z世代に広がるスマホ疲れとアテンション・デトックスの実態



株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが行った調査によると、Z世代の半数以上がスマホ疲れを感じており、その主な要因としてSNSが挙げられています。この現象は、若者たちがSNSによる常時接続状態にあることで、さまざまなストレスやプレッシャーを抱えていることを示しています。調査に参加した574名の15歳から24歳の若者の62.2%が「スマホ疲れを感じている」と回答し、SNSがその原因であると考える人は79.3%にも上りました。

スマホ疲れの実態



定性的な調査では、「スマホを触り続けることが自分に悪い影響を及ぼしていると感じるが、無意識のうちに触ってしまう」という声が多く聞かれました。具体的には、布団の中でスマホを触り続け、気づけば3時間経過していて目が疲れたという意見がありました。また、SNSの利用時間を減らしたいと感じる若者も67.6%に達していることが分かりました。

SHIBUYA109 lab.の所長は、Z世代の承認欲求がSNS使用に影響を与えていると述べており、特にInstagramやBeRealのようなクローズドなSNSが人気を集めています。これにより、他者からのアテンションを少なくしようとする傾向が顕著になっています。

スマホ疲れを生み出すアテンションの種類



調査結果から、アテンションは「自分に対するアテンション」「人に対するアテンション」「情報に対するアテンション」の3つに分類されます。特に「自分に対するアテンション」がストレスを引き起こす要因として多く挙げられており、気がついたらSNSで時間が過ぎてしまったり、寝る前にだらだら見てしまったりする状況が見受けられます。

インタビューの結果、若者たちは「友人とのやり取りが面倒になってきた」「フェイクニュースに不安を感じる」などの声を寄せています。これらの感情は、SNSが持つ潜在的なストレスの要因を浮き彫りにしています。

アテンション・デトックスとは



「アテンション・デトックス」とは、SNSやスマホから一時的に離れ、リフレッシュする行動を指します。調査において、SNSから離れたいと考えているZ世代は、リラックスやリフレッシュ、一つのことに集中する時間を持ちたいと考えていることが明らかになりました。すでに70%以上の若者が、散歩や読書、映画館に行くなどの活動を実践しており、アテンション・デトックスの需要が高まっています。

解決策とビジョン



SHIBUYA109 lab.の所長は、アテンション・デトックスは、帰ってきた時に再びスマホを利用するためのエネルギーチャージの機会であると捉えています。企業は、若者たちが安心してスマホから離れ、リアルな体験を楽しむことができるような場を設けることが重要です。陶芸や編み物、映画館など、スマホを手放さなければ体験できないアクティビティが新たな「アテンション・デトックス」として注目されていくでしょう。

これにより、若者たちのデジタルデトックスの必要が高まっていることが分かります。今後ますます重要になる体験設計のポイントを理解することが、企業にとって重要な戦略となるでしょう。

調査概要



この調査は2024年にSHIBUYA109 lab.が実施したもので、573名の15歳から24歳の男女を対象に行われました。調査の目的は、Z世代が抱えるスマホ疲れの実態を把握し、今後の消費行動に関するトレンドを探ることでした。


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会社情報

会社名
株式会社SHIBUYA109エンタテイメント
住所
東京都渋谷区道玄坂2-6-27渋東シネタワー14階
電話番号

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