海洋ごみ問題の試み
2024-10-03 20:58:20

海洋ごみ問題に向けた初の試み—香川での実証実験の成果

最近、香川県小豆島の東海域で、NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルを中心に、企業、漁業協同組合、大学のチームが集まり、海洋ごみ回収に関する実証実験を行いました。この実験は、内海漁業協同組合や日本栄船株式会社、香川大学海洋ごみチーム、双葉船舶食料品店、そして空撮を担当したcubic-ttといった多様な参加組織によって構成されています。

実験の目的と準備


今回の実験は、異なる分野の協働を通じて、海洋ごみ回収のための新しい方法を模索するために行われました。9月14日、参加各団体は小豆島の海域で廃棄物回収機器を曳航して、効果的な回収の可能性を探ることを目的としました。実験に先立って、各団体は参加者への安全教育や、周囲への周知を徹底し、準備に万全を期しました。

実験の結果


実験時の曳航時間は約5分で、海上の条件は変わりやすく、特に風の影響が強かったため、予想していたごみの集積地点は見つかりませんでした。しかし、回収中にマイクロプラスチックが確認されたことは重要な成果です。この実験を通じて、小豆島の海域におけるマイクロプラスチックの存在が確かめられ、今後の取り組みへの大きな一歩となりました。

次なる挑戦


このように、異なる組織が協力して進める海洋ごみの回収試験は、環境問題への効果的な対策を模索するための新たな枠組みを体現しています。参加した全員が一つの目的に向かって活動した結果、初の取り組みは成功を収め、今後の強化された連携が期待されています。全員の集合写真が象徴するように、チームワークの重要性が改めて浮き彫りになりました。

支援の呼びかけ


海洋ごみの存在は、私たちの生活や未来に深刻な影響を及ぼします。これからも、2050年には海洋中のプラスチックごみの量が魚よりも多くなるという予測がある中で、NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルは、さらなる活動を続けていくために協力者を必要としています。

支援の方法は多岐にわたり、寄付やボランティア、企業・SNSでの応援など、様々な形で参加することが可能です。

最後に


NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルの活動は、日本国内だけに留まらず、モザンビークやベトナムにまで広がっています。環境課題に取り組むことで、私たちの未来を変えることができると信じています。今後とも、ご参加やご協力をお待ちしています。

公式サイトやSNSで最新情報をぜひご確認ください。


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会社情報

会社名
NPO法人Clean Ocean Ensemble
住所
香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地
電話番号
070-8360-9815

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