大阪市此花区役所で国民健康保険料納付書の誤送付が相次ぐ - 再発防止に向けた取り組み強化
大阪市此花区役所では、6月12日と20日に、国民健康保険料納付書の誤送付が発生したことが明らかになりました。
6月12日には、区民A氏が、同区民B氏の納付書が誤って自身の変更決定通知書に同封されていることに気づき、区役所へ申告しました。その後、6月20日にも同様の誤送付が確認され、区民C氏に同区民D氏の納付書が誤って送付されていました。
区役所によると、納付書を作成した担当者が、変更決定通知書に同封する納付書と変更決定通知書それぞれの内容確認を怠ったことが原因です。さらに、点検担当者も誤送付を見落としていたことが判明しました。
区役所は、6月12日の誤送付発覚後に重要管理ポイントの遵守を全職員に周知したものの、その後も同様の誤送付が相次いだことから、ダブルチェック体制が形骸化していたことを認めています。
今回の誤送付を受け、区役所は再発防止に向けて、以下の取り組みを実施すると発表しました。
文書発送時の重要管理ポイントを再周知
事務処理手順の見直し
* チェック体制の強化
区役所は、今回の誤送付で市民の皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びし、信頼回復に努めていくとしています。