パナソニック コネクト甲府事業所、40周年を迎える
2025年8月21日、パナソニック コネクト株式会社の回路形成プロセス事業部に属する甲府事業所が、操業から40年を迎えます。この事業所は、山梨県中巨摩郡昭和町に位置し、電子回路基板上にコンデンサーなどを正確に配置する自動化装置の開発や製造を行っています。
40年の歴史と成長
1985年に操業を開始以来、甲府事業所は電子機器の進化を支える重要な役割を果たしてきました。特に、スマートフォンや自動車の電装製品、さらにAIサーバーといった最先端電子機器の生産に欠かせない存在となっています。これまで、業界をリードする技術革新を続けており、お客様のニーズに応じた高精度の製品を提供しています。
製品と技術の展望
同社は、自社製品であるマウンターをはじめとする自動化装置で、電子機器の生産に必要不可欠な技術を提供。近年では、環境配慮から太陽光発電システムの導入を行うなど、持続可能な社会を目指した取り組みを進めています。また、2020年にはオフィスのリニューアルを実施し、更なる革新を追求しています。
40周年に寄せて
今回の40周年を迎えるにあたり、パナソニック コネクト甲府事業所はお客様や地域住民の皆様に、深い感謝の意を表しました。「お客様をはじめ、購入先様、地域の皆様のご支援のおかげでこの節目を迎えられた。これからも高精度なモノづくりで価値を創造していきたい」と代表は話しています。
未来への展望
甲府事業所は自社の技術力をさらに高め、世界のモノづくりの発展に貢献すべく、全社員が一丸となって取り組むことを誓っています。企業の存在意義として「現場から社会を動かし未来へつなぐ」ことを掲げ、その目的を実現するために進化し続ける姿勢が見受けられます。
甲府事業所の概要と沿革
- - 所在地: 山梨県中巨摩郡昭和町紙漉阿原1375番地
- - 操業開始: 1985年8月21日
- - 土地面積: 68,174平方メートル
- - 生産品目: マウンター
沿革のハイライト
- - 1985年: 松下電器産業株式会社 精機事業部 甲府工場として操業開始
- - 1991年: 2号棟増築
- - 1995年: EMCサイト完成、TUV試験所認証取得
- - 2009年: 太陽光発電システム導入
- - 2020年: ワークプレイス改革オフィスリニューアル
- - 2024年: 自動倉庫棟を増設予定
終わりに
パナソニック コネクトは、企業文化の改革や持続可能な社会の実現を目指す取り組みを強化し、多様性を尊重した経営を推進しています。今後も技術革新を続け続け、主力事業の成長に寄与し続けることを目指しています。これからの40年も、さらなる飛躍に期待が高まります。