『work with Pride 2025』が示す日本におけるDEIの新たな挑戦

日本におけるDEIの未来を考える『work with Pride 2025』の開催

2025年11月14日、日本国内の企業や団体がLGBTQ+の職場環境改善に向けた取り組みを紹介するカンファレンス『work with Pride 2025』が開催されます。本イベントは一般社団法人work with Prideが主催し、経団連会館国際会議場を中心に実施され、オンライン参加も可能です。受付は2025年11月10日まで行われていますが、オンライン参加者は事前申込が不要です。

このカンファレンスのテーマは「日本のDEIの歩みを止めず、今こそ企業にできることを。」です。近年、企業において多様性の理解や尊重が進む中、DEIへの具体的なアクションが求められています。また、アメリカでは反DEIの動きもあるなか、日本企業にはこの流れを止めず、さらに前進することが求められています。今年のカンファレンスでは、PRIDE指標2025の認定企業やレインボー認定企業の発表が行われる予定です。

充実したプログラム内容

カンファレンスの第一部ではオープニングとご挨拶が行われた後、著名なゲストによるスペシャルトークが予定されています。特に書籍「世界秩序が変わるとき新自由主義からのゲームチェンジ」の著者で、投資コンサルタントの齋藤ジン氏が「世界のDEIの現在地点と未来」をテーマに話を展開。そのほか、参加者がDEIへの取り組み状況を直接質問し、可視化する参加型セッションも設けられています。

企業からの視点

当日は各業界から集まった参加者が多様な取り組みをシェアしながら、DEIの現状について語り合います。また、アメリカでの同性婚実現からの10年を振り返り、企業と社会における変化についても話が進められる予定です。特に同性婚に関する法制化が進む中、日本企業も対応を急ぐ必要があり、これに対する企業アクションに関するパネルディスカッションも行われます。

コミュニティの助け合い

さらにDEIの推進を通じて、当事者やコミュニティのエンパワーメント、新たな協働を生み出すことが目指されています。カンファレンスの詳細なプログラムは、公式ウェブサイトで発表されており、参加者は最新のIEIのトピックスを体験する機会を得られます。
オンライン参加は事前の申し込みが必要はないため、気軽に情報収集を行いたい方にとっても参加しやすい形式となっています。
このカンファレンスは、性別や性的指向に関係なく、多様性を促進するための重要な一歩になるでしょう。日本社会におけるDEIの取り組みをさらに成長させるため、是非とも多くの方々に参加してもらいたいイベントです。