SBI新生銀行、経営健全化計画の履行状況を報告 - 金融庁が公表
金融庁は7月10日、SBI新生銀行から提出された「経営の健全化のための計画」の令和6年3月期における履行状況報告を公表した。
これは、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律に基づき、同銀行が策定した経営健全化計画の進捗状況を報告したもの。
金融庁は、同銀行の経営状況を注視し、必要に応じて適切な監督を行っていくとしている。
SBI新生銀行は、2008年のリーマンショックの影響で経営が悪化し、2010年に金融庁から経営健全化計画の提出を命じられた。同銀行は、その後、経営再建を進めてきたが、依然として厳しい状況にある。
金融庁は、同銀行が経営健全化計画を確実に履行し、健全な経営基盤を構築することを期待している。