地域密着型サービスが評価された！伊予銀行が地方銀行NPSランキング1位を獲得

地方銀行NPS調査2025：伊予銀行の快挙

2025年のNPSベンチマーク調査が発表され、地方銀行の中で伊予銀行が最も高いスコアを獲得しました。NPS（ネット・プロモーター・スコア）は顧客ロイヤルティを測る指標であり、今回の調査は地方銀行を対象とした初の試みです。

調査を行ったNTTコムオンラインは、実際に利用している顧客を対象に、顧客の満足度やロイヤルティに対する要素を25項目にわたり分析しました。その結果、伊予銀行はNPSスコアの見事な-35.6で、他の銀行をリードしました。

地域密着型の取り組みが評価される

調査では地域の融資活動、イベントの協賛、支援が顧客に好評価を得ており、これがロイヤルティ向上につながったことが示されました。特に、伊予銀行は地域課題の解決や経済活性化への貢献が評価されたことが明らかになりました。

NPSランキングの2位には西日本シティ銀行（-37.9）、3位には福岡銀行（-39.4）が続いていますが、17行全体のNPS平均は-49.0という結果が出ており、伊予銀行のスコアはそれを大きく上回っています。これは、同銀行の地域コミュニティへの取り組みや顧客へのサポートが評価されたからでしょう。

顧客が求める企業イメージ

業界全体の調査結果からは、企業やブランドのイメージ、セキュリティの信頼性がロイヤルティの重要な要素であることがわかりました。顧客は、企業が持つイメージや販売している商品の魅力に加え、担当者の説明のわかりやすさや地域特性を理解したコミュニケーションに期待しています。

伊予銀行は、地域企業の支援やネットバンキングの利便性を高める取り組みに積極的で、これがロイヤルティ向上につながったと言われています。