AIと医療の融合
2024-08-08 15:16:44

AI医療機器アイリス、新型コロナウイルス感染症のデータ収集を完了し研究開発に注力

AI医療機器開発の最前線



AI技術の急速な進化が医療業界にも新たな息吹をもたらしています。その中でも特に注目を集めているのが、AI技術を駆使した医療機器の開発を行っているアイリス株式会社です。アイリスは、2022年12月に市場導入したAI医療機器「nodoca®」の成功を受け、更なるステップとして新型コロナウイルス感染症に関するデータ収集を完了しました。これにより、同社は新型コロナの診断を支援するAI製品化に向けた研究開発を加速させています。

nodoca®の役割と進展



nodocaは、咽頭の画像と診療情報をAIが解析し、インフルエンザに特有の所見を検出するための医療機器です。全国に100以上の医療機関が関与しており、日本救急医学会からの推薦を受けていることもあり、医療現場での実績は確かなものとなっています。現在、アイリスは収集した新型コロナ感染症に関する臨床データを使って、解析AIシステムの性能評価に取り組んでいます。これにより、医療従事者が迅速かつ正確に診断を行える環境を整えることが期待されています。

未来に向けた歩み



「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる」というミッションを掲げるアイリスは、医療の進歩に寄与するために今後もさまざまなAI医療機器の開発に力を注ぎます。特に、COVID-19に対する対応はより重要であり、医療現場の真の課題を解決するために尽力していきます。現役医師である代表の沖山翔氏をはじめとする多様な専門家チームが、医療従事者の知識と技術をデジタル化させる深層学習技術を活用し、従来の医療システムを革新して新たな未来を切り開くことに期待がかかります。

投資と支援の背景



nodocaの開発には新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業化支援が活用され、また国立研究開発法人 産業技術総合研究所のスーパーコンピューター「ABCI」にも依存しています。このような産官学の連携が、AI医療機器の質を向上させる鍵となっています。

まとめ



コロナ禍で医療の変革が求められる中、アイリス株式会社が推進するAI医療機器の研究開発は、医療現場の課題解決に向けて重要な役割を果たすことでしょう。未来の医療がどう変化するのか、今後が非常に楽しみです。アイリスの取り組みは、私たちが医療を受けるうえでの環境を劇的に変える可能性を秘めています。

会社情報


  • - 会社名: アイリス株式会社
  • - 代表取締役: 沖山翔
  • - 設立: 2017年11月
  • - 所在地: 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
  • - 企業URL


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会社情報

会社名
アイリス株式会社
住所
東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
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