オルゴールの世界
2022-06-29 11:00:10
日本電産サンキョーオルゴール記念館での夏休み特別体験工房
日本電産サンキョーオルゴール記念館の魅力
長野県下諏訪町に位置する「日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね」では、夏休み特別企画として、一般の方々が珍しいオルゴールの演奏を楽しんだり、自らオルゴールを制作する体験ができる工房が行われています。ここは日本唯一のオルゴール専門の記念館で、来館者は700曲の中からお気に入りの曲を選べるというユニークな体験を提供しています。
オルゴールの魅力
オルゴールは、18世紀に誕生以来、人々の心をつかんできた楽器です。シリンダーが回転し、突起が振動板を叩くことで音色が響き渡ります。この独特な音色はデジタル音楽とは異なり、自然の音に近い高調波成分が含まれており、多くの人々に癒しを提供します。
記念館では、毎正時に行う約30分のガイド付き体験があり、貴重なアンティーク・オルゴールの演奏を聴きながら、その歴史や魅力について知ることができます。また、ギャラリーには多様なアート作品やオルゴールのコレクションが展示されており、来館者はその美しさに触れることができます。
体験工房の内容
特に注目すべきは、体験工房でのオルゴール作りです。参加者は、事前に選んだ曲の中から気に入った1曲を選び、自分だけのオリジナルオルゴールを作ることができます。組み立ては自分で行うため、音の調整をしながら、自分だけのオルゴールを完成させることができます。こうした体験は、お子様から大人まで楽しむことができ、特別な思い出を作ることができます。
アクセスと入館情報
日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのねは、下諏訪町5805に位置し、下諏訪駅から徒歩約10分、また駐車場も完備されています。混雑時には整理券を配布することもありますが、身体障害者手帳を持参の方には割引制度もありますので、多くの方が訪れることができます。
開館時間は季節により変動し、4月から9月は9時から17時30分まで、10月から3月は9時から17時までの営業となっています。入館料金は大人1,000円、小中学生500円で、団体割引も用意されています。
日本におけるオルゴールの歴史
オルゴールの歴史は長く、その起源は14世紀のヨーロッパの教会の鐘に結びついています。18世紀にスイスで形を変え、時計から独立した楽器として発展しました。そして、日本においても1948年に初めてオルゴールが製造され、その後の技術革新を経て、今では日本独自のオルゴール文化が根付いています。日本電産サンキョーは、戦後のオルゴール全盛期には、世界の9割のシェアを誇るほどの企業へと成長しました。
まとめ
夏休みの特別企画として、長野県下諏訪の日本電産サンキョーオルゴール記念館では、多くの方に楽しんでいただける体験が揃っています。オルゴールの音色は、単なる音ではなく、記憶や感情を呼び起こす特別な存在です。ぜひこの機会に訪れ、オルゴールの魅力を体験してみてはいかがでしょうか?
会社情報
- 会社名
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日本電産サンキョー株式会社
- 住所
- 長野県諏訪郡下諏訪町5329番地
- 電話番号
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