エストニアの有機食品がFOODEXに出展
エストニア共和国は、EUで第2位の有機食品大国として知られています。その豊かな自然資源を背景に、農業技術の革新を進めてきた同国は、3月11日から14日まで東京都の東京ビッグサイトで開催される『FOODEX JAPAN 2025』に出展します。ここでは、先進的な企業11社が自社の独自のオーガニック商品やサステナブル製法を披露し、訪れる人々にその魅力を伝えます。
エストニアの食文化と独自の強み
エストニアは。人口約137万人、国土は日本の8分の1ほどの面積です。特に有機農業が盛んで、農地の20%以上が有機農産地であることが強みです。これにより、世界中の100以上の市場に製品を輸出し、持続可能な食の未来に貢献しています。さらには、エストニアは『The Air We Breathe』という空気の清浄さを測定するランキングで第1位に輝いています。クリーンな空気と自然豊かな環境は、オーガニック商品に最適な条件を提供しています。
また、デジタルガバナンスのロールモデル国としての地位を確立し、2024年には行政サービスを100%デジタル化するという目標を掲げています。これにより、エストニアは新しいビジネスモデルと技術の導入に課題となるフードテックの分野でも急速に発展しています。
FOODEX JAPAN 2025での出展内容
エストニアの企業11社がFOODEX JAPAN 2025に参加することで、日本市場に向けたプラットフォームを確立します。出展商品は、エストニアの特産物や先進的な製法によって作られた高品質なオーガニック食品です。例えば、エストニアのブランドとして有名なA. Le Coqは、サステナブルな方法で飲料を生産しています。自社工場で使用するエネルギーを再生可能な資源から取得し、環境負荷を最小限に抑えています。
さらに、Artisan Honeyが提供するハチミツは、エストニアの清らかな自然で育まれた素材を使用しています。このハチミツは濃厚でまろやかな味わいが特徴で、FOODEXでの展示ではDNA検査の結果が表示されるにもかかわらず、本物のハチミツとして支持を集めています。
他にも、Astelpaju Eksportのシーベリーや、Põhjala Brewingのクラフトビールなど、多彩な商品の展示をご期待ください。特に、Põhjala Brewingはエストニア人力士把瑠都氏とのコラボレーションによる新しいビール「バルトラガー」を公開します。
エストニアの今後の展望
エストニアは、今後もフードテック分野でのイノベーションを促進し、新しい技術の導入を進めていく方針です。2025年には、技術共有を迅速化するための「フード・イノベーション・エストニア・プログラム」が開始され、様々な企業や研究機関との協力体制を強化していきます。これにより、持続可能な食品の提供が可能となります。
ユニークで持続可能なエストニアの食品に触れる
日本におけるフードテックの期待が高まる中、エストニアの企業は独自のアプローチと高い品質に基づき、持続可能な商品の提供を通じて、環境問題解決にも貢献しています。伝統と革新が共存するエストニアの食品を実際に手にとって体感し、これからの食のトレンドを感じてもらえれば幸いです。
是非、FOODEX JAPAN 2025でエストニア・パビリオンを訪れ、未来の食文化の一端を感じてみてください。詳細な出展情報は公式サイトでご確認を!
FOODEX JAPAN 2025開催概要
- - 開催期間: 3月11日(火)〜14日(金)
- - 会場: 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
- - エストニア共和国出展パビリオン: 東展示棠ホールE3-09
- - 公式サイト: FOODEX JAPAN公式サイト
エストニアの食品業界が未来を見据えた取り組みを行っている姿を是非、直接目にして欲しいと思います。