大阪府泉大津市と大阪観光大学が連携し地域発展を加速する

泉大津市と大阪観光大学、包括連携協定を締結

この度、大阪府泉大津市（市長：南出賢一）と大阪観光大学（学長：山田良治）が包括的な連携協定を結び、地域におけるさまざまな発展を目指すことが発表されました。この協定では、国際交流の場の創出や持続可能な地域発展に向けての取り組みを強化することが重要なテーマとなっています。

多岐にわたる連携分野

協定の主な内容は、以下の4つの分野にわたります。第一は、地域資源を活用した観光振興です。泉大津市が持つ国際港湾の利点を生かし、観光客を誘致するための施策が進められます。第二は、国際人材の育成に関わる教育分野です。両者が協力し、留学生を積極的に受け入れ、地域の人材育成を進めます。

第三の分野は、関係人口や交流人口の創出に関するものです。特に、学生たちが地域イベントに参加し、地域住民との交流を深めることが期待されます。最後に、泉州地域の活性化に関する取り組みが挙げられます。地域に密着した活動を通じて、まちづくりを推進していく考えです。

国際都市を目指す泉大津市

泉大津市は、中古車輸出で国内第3位の実績を持つ国際港湾を有しており、人・モノ・情報が交わる「国際ハブ都市」を目指しています。特に多文化共生を意識し、外国人留学生の受け入れを拡大するための施策も進行中です。アフターコロナの時代を見据え、大阪・関西万博を控えた今、インバウンド観光の促進策が急務となっています。