「FoodScopes」プログラムとは
2025年7月に開講される「FoodScopes」は、一般社団法人デサイロと株式会社UnlocXが共同で展開する講座です。このプログラムでは、食の価値循環を人文・社会科学の視点から探求することが目的です。
申し込みの開始
現在、参加者の募集が開始されています。申し込みは公式サイトから可能で、受講者は全8回の講座を通じて「食」に関する深層的理解を深めることができます。
食の“根本”を問い直す
私たちの食にまつわる価値観やシステムがどのように形成され、変化してきたかを理解するためには、単なるトレンドを追うことでは不十分です。人文・社会科学は、その歴史や文化的背景を探る重要なツールです。本プログラムでは、哲学、倫理学、人類学、歴史学などの知識が融合し、現代の食の理解を深めていきます。
このシリーズでは、著名な研究者13名が講師として参加し、多様な視点から「食」について考えます。
プログラムの内容と特徴
「FoodScopes」では、食の価値循環を新しい形で再構築するために、6つの視点から探求していきます。
1.
身体: 食べ物が私たちの身体にどのように影響するのか。
2.
家族・パートナーシップ: 私たちが誰と食べ、どのように食を共にしているのか。
3.
コミュニティ: 食が集団をどのように形成するのか。
4.
都市・ローカル: 食が場所によってどのように変わるのか。
5.
国家・市場: 食と権力の関係はどうなっているのか。
6.
共生・マルチスピーシーズ: 人間以外の存在との食における共生について考察します。
この講座を通じて、受講者は新たなビジネス機会や事業共創の基盤を築くことができるでしょう。
受講者の声
過去の受講者からは、企業では経験できない視点を得られたという声や、共通の思考の枠組みを持った重要性が強調されています。参加者は、他の業界の人々と多様な視点から学ぶことで、思考が広がると感じています。
具体的な日程と参加方法
プログラムは全8回の設定で、対面参加も可能です。カリキュラムは7月16日から始まり、各回のテーマは「食」とその背後にある壁や考え方に焦点を当てています。
参加費は¥250,000で、さらに複数人での参加も可能なペアチケットも用意されています。また、無料のオンライン説明会も開催予定です。
まとめ
人文・社会科学の知識を駆使して、未来の食の価値循環を探していく「FoodScopes」は、ただの講座ではなく、新しい価値観を共に形成する場でもあります。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。