Zoomのトールフリー番号提供
2025-04-17 13:31:09

Zoomが日本市場でのトールフリー番号の提供を開始しビジネスの通信を支援

Zoomが日本市場における新たなサービスを開始



2025年4月1日より、Zoom Communications, Inc.の日本法人ZVC JAPAN株式会社が、クラウド型電話サービス「Zoom Phone」とクラウド型コンタクトセンター「Zoom Contact Center」において、自社回線のトールフリー電話番号の提供を始めます。これにより、ユーザーは発信者番号として0120や0800の番号が利用できるようになり、特にZoom Phoneのユーザーにとって便利な新たな選択肢が広がります。

トールフリー番号ポータビリティの実現


これまで日本市場で、Zoomは徐々に電話番号の種類を拡充してきました。2021年にZoom Phoneが一般提供を開始され、2022年には地域性を持った固定電話番号を提供し、さらに2023年には固定電話番号ポータビリティサービスも始まりました。この流れの中で、特に注目すべきは、トールフリー番号ポータビリティの実施です。

ユーザーは、既存のトールフリー番号をZoom Phone及びZoom Contact Centerに移管して利用できるようになります。これにより、同じ電話番号を使い続けることが可能になり、顧客への周知や資料の修正といった手間を大幅に減少させることが期待されます。加えて、従来の電話サービスからのコスト削減にも貢献します。

Zoom Phone: ビジネスを変える新しい通信ツール


Zoom Phoneは、すべての規模のビジネスに対してクラウドネイティブでビジネス専用の交換機(PBX)機能を提供します。これにより、場所を問わずアプリひとつで通話が可能となり、業務効率の向上とコスト削減に貢献します。

さらに、ZoomのAIファーストワークプラットフォーム「Zoom Workplace」には、会話を記録する生成AIアシスタント「AI Companion」が統合されており、通話録音の文字起こしやボイスメールの要約などを簡単に実行できます。これにより、チームの生産性が一層高まることでしょう。

Zoom Contact Center: 顧客体験を向上させる


Zoom Contact Centerは、音声、チャット、メール、ソーシャルメディアなど、複数のチャネルに対応したクラウドベースのコンタクトセンターソリューションです。顧客からの問い合わせの迅速な解決やエージェントの業務効率化を推進し、顧客体験(CX)と従業員体験(EX)の向上を図ります。

このシステムには、Zoomバーチャルエージェントと呼ばれるAIボットが組み込まれており、お客様の問いかけを素早くセルフサービスで解決することが可能です。すでに東京大学のITヘルプデスクや、米国のメジャーリーグベースボール(MLB)など、様々な組織で導入されています。

Zoomのビジョンと日本での展望


Zoomは、「無限に広がる人とのつながりを可能にする」というミッションを掲げており、AIファーストのワークプラットフォームを提供しています。Zoom Workplaceを通じて、チームのコラボレーションを強化し、顧客との関係を深化させるためのサービスを展開しています。

2011年に創業し、NASDAQに上場しているZoomは米カリフォルニア州サンノゼを拠点としています。今回のトールフリー番号の提供開始は、日本市場でのさらに大きな展開を見越した施策であり、Zoomのユーザーにとって新たなビジネスの可能性が広がることでしょう。

詳細についてはZoom公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
ZVC JAPAN 株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-4-1丸の内永楽ビルディング26階
電話番号

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