熊本県の新たな試み、食べられるお箸(畳味)
エイプリルフールを前に、熊本県が発表した「食べられるお箸」が注目を集めています。これは、いぐさを100%使用して作られた高品質なお箸で、ただの食器ではなく、健康をサポートする栄養素が豊富に含まれているのです。
いぐさのパワー
いぐさは、サラダの約60倍の食物繊維を含むことで知られています。このお箸1膳で、なんとサラダ一皿分の食物繊維が摂取できるため、健康への効果も期待できます。また、いぐさは日本の伝統的な素材であり、その風味にはリラックス効果があるとも言われています。それを活用し、味わい深い新しい食文化の創出を目指しているのがこのお箸です。
手作りの温もりと技術
このお箸は、熊本産のいぐさを使い、愛知県の「株式会社丸繁製菓」によって職人が手作りしています。じっくり低温で焼き上げることにより、サクッとした食感が生まれています。丸繁製菓は40年以上の歴史を持つ会社で、これまでにも食べられる器の製造に携わってきましたが、今回の箸の制作が最も困難だったと榊原社長は語っています。試行錯誤を経て、ついに納得できる品質が生まれたそうです。
限定店舗での提供
この食べられるお箸は、期間限定でいくつかの店舗で取り扱われています。例えば、熊本郷土料理「うまと」や「藺家」、さらに東京都の「CASA Afeliz Ginza」でも提供される予定です。特に「CASA Afeliz Ginza」では、いぐさをアレンジしたスパニッシュ料理も楽しめるようになっています。これにより、食事を通じていぐさをより身近に感じることができるでしょう。
文化の復活を目指して
畳の需要が減少し、多くのいぐさ農家が姿を消す中、この取り組みは重要です。日本の伝統文化である畳をより多くの人に知ってもらい、口に入れる機会を増やす試みとして、熊本県いぐさ・畳表活性化連絡協議会は「食べられる箸」を開発しました。この活動を通じて、いぐさの重要性や美味しさを広めていく意義があります。
若い世代へのアプローチや、食文化の復活に向けた動きに期待が寄せられています。日本の食卓に新しい風を吹かせるため、これからの展開に注目です。
食べられるお箸の詳細
1.
うまと
東京都港区新橋4-9-1
限定20膳/日
2.
藺家
熊本県八代市千丁町古閑出3-5
限定200膳
3.
CASA Afeliz Ginza
東京都中央区銀座7-9-15
特定メニューで提供
食物繊維が豊富で、サラダ一皿分の栄養を含む。
この取り組みが、多くの人々に愛され、持続可能な農業や食文化の復活につながることを願っています。