絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェアとは
2025年11月から2026年春にかけて、「第6回 絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」が開催されます。本フェアでは124名の絵本専門士と、著名な絵本作家であるなかやみわさん、たなかひかるさんが、それぞれが特別に選書した絵本を紹介し、多くの人々に絵本の魅力を届けることを目的としています。
このフェアは、絵本・日本プロジェクトが2010年に立ち上げた品々を通じた文化の創造にちなんでいます。最初は「逢えない誰かに贈る絵本」というテーマで始まりましたが、2023年度からは「逢いたい誰かに贈る絵本」という新しい形で、絵本を通じた大切な人とのつながりを深めることを目指しています。
フェアの背景と目的
絵本・日本プロジェクトは、国民読書年に設立された目的は「絵本を贈る文化の育成」です。それ以来、絵本専門士が地域の書店と協力して、子どもたちが絵本とふれあう機会を提供する取り組みを続けています。しかし2020年以降はコロナウイルスの影響により、多くのイベントが中止になりました。このような状況下でも、人とのつながりを大切にすることが求められています。そこで、絵本専門士が協力し、書店を利用した絵本フェアを企画しました。
フェアの内容
「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」では、人気作家の選書メンバーが加わり、合計30冊の絵本を選定します。フェア期間中は、各選書者の心のこもったコメントがPOPとして店頭に掲示され、選ばれた絵本の背後にある思いやストーリーが紹介される仕掛けになっています。フェアは各書店の都合により、自由な時期に展開可能で、作品の多様性を活かして多くの人々に絵本が紹介できることが好評です。
期間・内容・対象
- - 企画名: 第6回 絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』
- - 展開期間: 2025年11月〜2026年春(バレンタイン、卒業・入学などの特別な季節に合わせて)
- - 規模: 選定絵本総数30冊
- 絵本専門士124名が選んだ26冊
- 作家による特別選書(なかやみわ、たなかひかる 各2冊)
まとめ
「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」は、今後も多くの人々に愛される絵本の魅力を広める素晴らしい機会です。絵本は、世代や時間を超えて人々の心に触れ、つながりを持たせる力を持っています。皆さんも是非、このフェアを通して、贈りたい大切な人への絵本を見つけてみてはいかがでしょうか。