freee人事労務が新機能を導入
フリー株式会社は、2025年1月から義務化される定期健康診断結果の電子申請に対応する新機能「健康診断の判定項目入力機能」を発表しました。この機能により、企業は健康診断結果を自動で転記し、業務を大幅に効率化できます。
定期健康診断の現状
健康診断は企業にとって義務であり、全従業員に結果を通知し、異常があった場合は再検査を促す必要があります。しかし、中小企業の約70%は紙で健康診断結果を保存しているため、再受診の勧奨や報告書の作成に多くの時間を要しています。
そこで導入された「健康診断の判定項目入力機能」は、管理者が健康診断結果を効率的に入力・保管でき、異常がある従業員への再受診の勧奨も簡単に行えます。さらに、電子申請に必要な情報を自動的に転記することで、バックオフィス業務の効率を向上させることが可能です。
業務効率化の具体的な効果
新機能により、特に注目すべきは「Data flow」と「Communication flow」の改善です。従来はアナログ管理だった情報をクラウドで一元管理することで、検索性が向上し、データの分断が解消されます。また、健康診断の再受診が必要な従業員への通知も、個別に行うのではなく簡単なコミュニケーションで実施できるため、管理者と従業員間のコミュニケーションも向上します。
freeeのミッションと今後の展望
フリー株式会社は、企業のバックオフィス業務を支えることを目的とした「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げています。日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナーシップを築きオープンなプラットフォームを提供することで、業界全体の生産性向上に貢献していきます。
この新機能は、業務の効率化だけに留まらず、企業の健康管理全般をサポートする重要なツールとなるでしょう。今後のアップデートや機能追加に期待が高まります。
会社概要
- - 会社名:フリー株式会社
- - 代表者:CEO 佐々木大輔
- - 設立日:2012年7月9日
- - 所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
- - URL:公式サイト
この新しい機能を活用することで、中小企業は業務を大幅に効率化し、健康管理をさらに強化することが期待されます。企業の成長に寄与するため、freeeはこれからもコミュニケーションの改善やデータ管理の革新に努めていくでしょう。