移動そのものがアート体験!
神戸六甲鉄道株式会社と六甲山観光株式会社は、2025年8月23日から始まる「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」を盛り上げるために、特別仕様のケーブルカーとバスを運行します。このアート祭典では、移動すること自体がユニークなアート体験となります。
アートに包まれたケーブルカー
「神戸六甲ミーツ・アート号」と名付けられた特製ケーブルカーは、前面に特別なヘッドマークを掲げ、車内もアートで装飾されています。このケーブルカーに乗ることで、すぐにその空間がアートの世界に変わります。また、六甲山上駅には須田悦弘氏の作品が展示され、六甲ケーブル下駅ではC.A.P.の作品が観賞できます。これにより、各駅がまるでアートギャラリーのようになります。
六甲山上バスも特別仕様
そして、六甲山上を走るバスには、日本を代表するアーティスト奈良美智氏の「Peace Head」をモチーフにした特別なラッピングが施されています。この唯一無二のラッピングバスは、アート祭りの一部として移動中も楽しむことができます。ただし、運行は1台のみのため、運行スケジュールによっては営業運転が行われない日もありますので、注意が必要です。
アート祭へのアクセス
アート祭を楽しむためには、六甲ケーブルと六甲山上バスの利用が不可欠です。六甲ケーブル下駅には、神戸市内の主要駅からアクセスすることができ、便利な「東六甲周遊乗車券」も提供されています。この乗車券は、アート祭開催期間中に運行されるバスにも使え、六甲山を存分に楽しむことができます。
おわりに
「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」は、現代アートの魅力を体感できる貴重な機会です。移動自体がアートになる新しい試みに、ぜひ参加し、六甲山の壮大な自然とともにアートの世界に浸ってみてください。美術作品と日常が交差する、この特異な体験を通じて、あなたの心にも新しい風が吹き込まれることでしょう。