新たな美食の祭典、食べるJAPAN 美味アワード
2022年3月15日、第一回「食べるJAPAN 美味アワード」授賞式が盛大に行われました。審査委員長の服部幸應氏を始めとする、日本の一流シェフたちが集まり、142の出品から54の優れた食品が認定されました。
グランプリに輝いたのは
今年のグランプリには、山梨県の甲信食糧株式会社が提供した「温泉ワインうなぎ蒲焼」が選ばれました。この商品は、温泉の湧き水を活用して養殖された鰻を使い、タレには地域で造られたワインを利用した独自の工夫が評価されました。こうした工夫は、地域産業の活性化や食文化の発展に大きく寄与するとされています。
準グランプリを受賞した食品たち
準グランプリには、以下の製品が選ばれました:
- - TOFUMEAT(株式会社フェリーチェ、山口県)
- - さば塩辛(有限会社岡富商店、島根県)
- - ローズシロップ(有限会社奥出雲薔薇園、島根県)
これらの製品も、それぞれに地域の素材や文化を大いに生かしたものとなっています。
特別賞やその他の受賞者も
特別賞には、広島県の有限会社寺本水産の「旨いにこだわり牡蠣一筋 かきすき」や、北海道の株式会社キットブルーの「北海道岩宇なまこ 特級 干なまこ」、青森県からは株式会社赤羽屋の「青森県産1本釣りイカ天日干し」など、多様な製品が受賞しました。これらの製品群は、日本各地の美味しさを広め、さらに新たな美食体験を提供しています。
授賞式の様子と今後の展望
授賞式ではグランプリ受賞の甲信食糧株式会社の中込武文社長が出席し、服部幸應審査委員長から直接賞状を授与されました。受賞企業の他の代表たちは、ビデオメッセージやオンライン参加でその喜びを共有しました。
「食べるJAPAN 美味アワード」は、ただ美味しいだけではなく、地域の要素やSDGs(持続可能な開発目標)への配慮なども重視する新しいアプローチであることが特徴です。アワードは、日本の食文化のさらなる発展に寄与することを目的としています。
次回の開催は2022年の初頭を予定しており、日本各地からの素晴らしい食品の発掘と認定が期待されています。これにより、一層地元の魅力が注目を浴びる機会が増えていくことでしょう。
このように「食べるJAPAN 美味アワード」は、日本の食文化を支える素晴らしい取り組みであり、地域の特産品が全国で認知されることで、さらなる活性化が図られることを願っています。