福岡市の防災プロジェクト
2025-03-20 11:05:25

福岡市、地震から学ぶ防災意識向上の新プロジェクトを開始

福岡市の新たな防災プロジェクトについて



福岡県の西方沖で起きた地震から20年の節目を迎え、福岡市では市民の防災意識を高める新しい取り組みとして「#福岡市ツナガルプロジェクト」を始めることとしました。このプロジェクトは、2025年3月1日より展開され、福岡市民に防災を身近に考えてもらうことを目的としています。特に、このプロジェクトは、福岡市内のメディアでの広告展開を通じて、地域住民に広く呼びかけられる予定です。

市民防災の日の重要性



2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震は、マグニチュード7.0という強力なものでした。この地震では140棟が全壊し、約1200人が負傷、そして1人の命が奪われました。この出来事を受けて、福岡市ではこの日を「市民防災の日」として位置づけ、防災に関する啓発活動や広報を継続しています。新たに始まる「#福岡市ツナガルプロジェクト」は、この大きな節目に、市民に防災意識を持ってもらうための重要な一歩です。

プロジェクトの内容



「#福岡市ツナガルプロジェクト」では、計20種類の広告を展開する中で、各広告から赤色の1文字を抜き出し並べ替えると「ふくおかけんせいほうおきじしんから20年」というメッセージが完成します。このように、視覚的かつ参加型のアプローチを通じて、多くの市民に防災について考える契機を提供します。

3月20日は市民防災の日もあって、福岡市は西日本新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞の4紙に朝刊広告を掲載しました。これにより、一人でも多くの人々が防災の重要性を理解し、日頃の備えを意識できるようになることを願っています。

防災意識の重要性



私たちが過去の地震から学んだことの一つが、「災害は予測できない」ということです。この不確実な状況に備えるためには、身近な人々との会話が重要です。市民同士で「もしもの時」の行動について話し合い、小さな防災行動を日常に取り入れることが、いざという時に正しい行動に導 (みちび) くための第一歩となります。

また、Twitterではハッシュタグ「#福岡市ツナガルプロジェクト」を使用した防災に関する投稿も歓迎しています。市民一人ひとりが責任を持ち、自分の備えを見直すきっかけにしてもらいたいです。

防災アプリ「ツナガル+」



福岡市は取り組みの一環として、災害時の避難や生活を支援するアプリ「ツナガル+」も無料で提供しています。このアプリをダウンロードすることで、近くの避難所の位置や設備、避難所への道順を確認することが可能です。さらに、大規模災害時には、市との情報共有も可能となります。このアプリを活用することで、備えを強化し、市民がより安全に避難できる環境を整えられます。

アプリはアカウントの登録が不要なため、手軽にダウンロードして使い始めることができます。以下のリンクからそれぞれのデバイスに適したアプリをダウンロードし、ぜひ活用してください。


未来に向けた取り組み



福岡市は今後も「#福岡市ツナガルプロジェクト」を通じて、皆さんが「もしも」に備えられるような情報を発信し続けていきます。一人ひとりの防災意識が災害時の生死を分けることもあるため、今日改めて防災に向けた行動を考えてみてはいかがでしょうか。防災は私たちが普段から心掛けるものであり、皆が安心して暮らせる未来のために、今できる一歩を踏み出しましょう。


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会社情報

会社名
福岡市 市長室 広報戦略室 広報戦略課
住所
福岡市中央区天神1丁目8番1号
電話番号
092-711-4878

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