キャセイパシフィック航空が冬季限定で香港とアデレードを結ぶ便を再開
キャセイパシフィック航空が2025年11月11日から、香港と南オーストラリア州のアデレードを週3便の直行便で再運航することを発表しました。この運航再開は、冬季限定となり、南西太平洋地域のネットワークを拡充する新たな取り組みです。これにより、香港を経由して南西太平洋地域やその他の目的地に向かうお客様に、さらに多くの選択肢が提供されることになります。
この運航路線は、キャセイパシフィックにとって非常に重要な位置づけを持ち、1992年に初めてアデレードへの旅客便を就航させて以来、30年以上にわたる関係が築かれています。特にアデレードのフライト・トレーニングセンターとのパートナーシップは、キャセイパシフィックにとって特別な意味があります。
フライトスケジュールの詳細
新たに再開される香港―アデレード路線では、エアバスA350-900型機が使用され、以下のフライトスケジュールが計画されています。ただし、全ての時間は現地時間で、規制当局による認可申請が進行中であるため、最終的な確認が必要です。
再運行の開始にあたり、キャセイパシフィックの顧客および商務最高責任者であるラビニア・ラウ氏は、「香港とアデレードとの運航再開を実現できることを大変嬉しく思います。アデレードは活気にあふれる場所で、我々にとって特別な意味を持っています。この再開によって、多様な目的で旅行されるお客様に、柔軟かつ魅力的な選択肢を提供できることを期待しています。」とコメントしています。
その他のネットワーク拡充計画
キャセイパシフィックは、アデレード線の再開に伴い、南西太平洋地域の8都市への路線で毎週約90往復便を運航する計画です。また、ローコストキャリアの香港エクスプレス航空と合わせて、今年はグローバルネットワークの拡大も予定しています。今年上半期中にも新たに16都市への就航が発表されるとのこと。
これにより、キャセイパシフィックは世界中の100都市をカバーする大規模なネットワークを構築する予定です。すでに、香港からハイデラバードやダラス、ウルムチへの直行便が設定されており、今後もローマやミュンヘン、ブリュッセルへと新規就航が行われる見込みです。
旅客便と貨物サービスの充実
アデレード便では、キャセイカーゴが運航する貨物専用機に加え、旅客便の貨物室も利用可能になります。これにより、冬期においても貨物利用のお客様にとって使いやすいサービスとなります。
キャセイパシフィックは、顧客に対し高品質な空の旅の提供に注力し、常に多様なニーズに応えるネットワークの拡充を進めています。旅行計画において新たな選択肢を考えている方々にとって、魅力的なサービスの提供が期待されます。
その他、キャセイパシフィックに関する詳細は公式ウェブサイトにてご確認いただけます。ぜひ、この機会にキャセイパシフィック航空のフライトを体験してください。