青森のアートフェス
2024-09-04 20:49:49

青森県初のアートフェス『AOMORI GOKAN』が30万人を動員して閉幕

青森県初のアートフェス『AOMORI GOKAN』閉幕



2024年9月1日、青森県の5つの美術館とアートセンターが連携して開催されたアートフェス『AOMORI GOKAN』が、総入場者数30万人を達成し、142日間の開催を終えました。これは青森県にとって初めての試みで、各地域の文化やアートを結びつけたイベントでした。

アートフェスのテーマは「つらなりのはらっぱ」。地域の個性的なアート施設が協力し、新たな関係性が生まれることを目指しました。開催地は青森市、弘前市、八戸市、十和田市の4市を中心に、県内外からの来場者を迎え入れ、様々なプログラムを展開。多くの観客が作品を鑑賞し、アーティストとの対話を楽しみました。また、エンターテインメントとして、音楽や映像作品も数多くのステージで披露されました。

参加施設と展示内容


  • - 青森県立美術館では、「かさなりとまじわり」というタイトルで、青木淳や井田大介などの現代アーティストの作品を展示し、観客に新たな視点を提供しました。
  • - 青森公立大学 国際芸術センター青森では、「currents / undercurrents」というテーマの下、様々なアーティストが参加し、時代の流れを感じさせる展示が行われました。
  • - 弘前れんが倉庫美術館では、蜷川実花による展覧会が開催され、自然と人間の関係を深く考えさせる展示が話題を呼びました。
  • - 八戸市美術館では、アートファームプロジェクトを通じて、地域の生活や文化をアートとして表現しました。
  • - 十和田市現代美術館では、現代アートに焦点を当てた展示が実施され、多様な価値観が融合する空間が創出されました。

継続するアートとのつながり


本フェス終了後も、これら5つの美術館は「ラーニングプログラム」を通じて、地域のアート教育に貢献することを約束。小学生や高校生向けの作品鑑賞プログラムを実施し、アートの楽しさを広めるための取り組みを続けていく予定です。特に、哲学対話のワークショップは若者たちにとって新たな視点を得る貴重な機会となりました。

これからの展望


新たに館長が就任した青森公立大学 国際芸術センター青森と弘前れんが倉庫美術館は、今後も各館の個性を生かし、青森県のアートシーンの魅力を発信し続ける方針です。6月に行われたサマープログラムや、今後予定されている特別展などの情報は、美術館の公式ウェブサイトで随時発表される予定です。

『AOMORI GOKAN』は、地域のアートを中心に人々をつなげ、新たな文化の発信地として東北の魅力を広げました。アートの力で地域を活性化させるこのプログラムは、来年以降も注目されるイベントとなることでしょう。


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住所
東京都目黒区上目黒1-11-6
電話番号
03-6261-6098

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